MENU

フリーターからなれる職業|未経験から目指せる仕事

フリーターからなれる職業を4つの系統で紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が厚生労働省・総務省などの公的機関の公開情報と各社の公式情報、読者の声を調べて独自に執筆しています。制度や求人の条件は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。当サイトの一部の記事には就職支援サービスへのリンク(広告)を含みます。

『正社員になりたいけど、フリーターの自分にどんな職業があるのか分からない』と悩んでいる方も多いはずです。求人を見ても「経験者歓迎」ばかりに見えて、手が止まってしまいますよね。

結論から言うと、フリーターからなれる職業は、仕事の中身を4つの系統に分けて考えると、自分に合うものが見つけやすくなります。

この記事を読めば、未経験から目指せる仕事の種類と、必要な資格や研修、正社員として入る道が分かります。

目次

フリーターからなれる職業はどう探す?

先に結論

フリーターから目指しやすいのは、未経験から入って、仕事をしながら覚えられる職業です。資格が最初から必要な仕事は限られていて、多くは入社後の研修や現場で身につけていけます。

『資格も経験もないし、なれる仕事なんてあるのかな』と不安になりますよね。実は、正社員の求人の中には「未経験歓迎」「学歴不問」のものもたくさんあるんです。

未経験から入りやすい職業には、いくつかの共通点があります。

未経験から入りやすい職業の共通点どういうことか
人手を必要としている働く人を多く募集していて、未経験でも育てる前提がある
入社後の研修がある仕事の手順を最初から教えてもらえる
経験より人柄や意欲を見る面接で、続けられるかや人との接し方を見られる
資格を働きながら取れる入社後に資格の取得を後押しする会社もある

この共通点を知っておくと、求人を見る時に「自分でも応募できるか」を判断しやすくなります。

正社員になると何が変わる?

『そもそも、正社員を目指す意味ってあるのかな』と思う方もいますよね。参考として、厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査(一般労働者・月額の所定内給与)を見てみます。

年齢正社員・正職員正社員・正職員以外
20〜24歳247.5千円203.5千円
25〜29歳285.0千円227.9千円
30〜34歳321.1千円233.8千円
35〜39歳352.6千円230.3千円

正社員は年齢とともに上がっていくのに対して、正社員以外は20代後半からほぼ横ばいで、差は年齢とともに広がっていきます。

もちろん、お金だけで決めることではありません。ただ、この先の暮らしを考える材料の一つにはなります。

正社員とフリーターの違いは正社員とフリーターの違いでも詳しく比べています。最新の数字は厚生労働省のサイトで確かめてみてください。

4つの系統で見るフリーターからなれる職業

先に結論

未経験から目指せる職業は「人と話す」「ものを作る」「体を動かす」「パソコン」の4つの系統に分けられます。まずは、自分がどの系統なら続けられそうかを考えてみてください。

職業の名前だけを並べても、自分に合うかどうかは分かりにくいですよね。そこで、仕事の中身で4つの系統に分けてみました。

系統職業の例最初から必要な資格入社後の研修や覚え方
人と話す営業、販売、接客、コールセンターなしが多い研修と先輩の同行で覚える
ものを作る工場の製造、調理、建設の施工なしが多い現場で手順を覚える。資格を後から取ることも
体を動かす介護、倉庫・物流、警備、ドライバー職業による(運転免許など)入社時の研修。資格の取得を支援する会社もある
パソコン一般事務、ITエンジニア、Webの制作なしが多い研修や独学、職業訓練で技能を身につける
未経験から目指せる職業を人と話す・ものを作る・体を動かす・パソコンの4系統に分けた図解

ここからは、系統ごとにもう少し詳しく見ていきます。

人と話す仕事

営業、販売、接客、コールセンターなどの仕事です。バイトで接客をしてきた人なら、その経験がそのまま活かせる系統なんです。

営業は「ノルマが大変そう」と思われがちですが、決まったお客様を回るルート営業など、働き方はさまざまです。未経験から営業を目指す方法は未経験から営業職の正社員にで紹介しています。

ものを作る仕事

工場の製造、調理、建設の施工などの仕事です。黙々と手を動かすのが好きな人や、目に見える形で成果を感じたい人に向いています。

工場の仕事は、交代制で夜勤があることもあります。仕事内容と探し方はフリーターから工場・製造の正社員にでまとめています。

体を動かす仕事

介護、倉庫・物流、警備、ドライバーなどの仕事です。体を動かすのが苦にならない人や、デスクワークが苦手な人に向いています。

介護の仕事は、働きながら入門の研修や資格を取っていく人も多い職業です。詳しくはフリーターから介護職の正社員にで紹介しています。ドライバーは運転免許の種類が求められるので、募集の条件を先に確かめておきましょう。

パソコンを使う仕事

一般事務、ITエンジニア、Webの制作などの仕事です。パソコンでの作業が好きな人や、これから技能を身につけたい人に向いています。

ITエンジニアは、未経験から研修付きで採用する会社もあります。ただ、独学や職業訓練で基本を学んでから応募する人も多いです。進め方は未経験からITエンジニアを目指すで紹介しています。

自然や屋外に関わる仕事も

4つの系統のほかに、農業や林業、造園など、自然や屋外に関わる仕事もあります。学歴を問わない募集もあるので、体を動かす系統の一つとして探してみてください。

自分に合う系統の見つけ方

先に結論

自分に合う系統は、これまでのバイトで「苦にならなかったこと」から探すのがいちばん近道です。好きなことが分からなくても、続けられたことには手がかりがあります。

『やりたいことが分からないから、職業も選べない』という方も多いですよね。そんな時は、「好きなこと」ではなく「苦にならなかったこと」から考えてみてください。

自分に合う系統のチェック
  • 人と話すのが苦にならなかった(人と話す系統)
  • 一つの作業を黙々と続けるのが得意だった(ものを作る系統)
  • 立ち仕事や動き回る仕事のほうが楽だった(体を動かす系統)
  • 表を作ったり入力したりするのが嫌いではない(パソコン系統)
  • 決まった手順を正確に守るのが得意だった(ものを作る系統・パソコン系統)
  • 困っている人を手伝うとうれしかった(人と話す系統・体を動かす系統)

当てはまった項目が多い系統から、求人を見てみるのがおすすめです。2つの系統にまたがってもかまいません。

バイト経験から考える例

これまでのバイトと、つながりやすい系統の例をまとめてみました。

これまでのバイトつながりやすい系統目指せる職業の例
コンビニ・スーパー人と話す販売、店舗の運営、ルート営業
飲食店のホール人と話す接客、営業、ホテルの仕事
飲食店のキッチンものを作る調理、食品の製造
倉庫・軽作業体を動かす物流の正社員、工場の製造
事務・データ入力パソコン一般事務、ITのサポート
引っ越し・配送体を動かすドライバー、物流の正社員

例えば、コンビニで発注や新人の教育を任されていたなら、販売や店舗の運営の仕事で話せることがたくさんあります。

面接では、こんなふうに話せます。

「コンビニで3年働き、発注と新人の教育を任されていました。お客様の流れを見て品出しの時間を変える工夫をしていたので、販売の仕事でも活かしたいです」

面接官から「その工夫で何が変わりましたか?」と聞かれることもあります。結果まで話せるように、メモに書いておくと安心ですよ。

仕事の選び方そのものはフリーターの仕事選びで詳しく紹介しています。

資格は先に取ったほうがいい?

『何か資格を取ってからのほうがいいのかな』と迷う方もいますよね。結論から言うと、目指す職業が決まる前に、やみくもに資格を取る必要はありません。

状況資格の考え方
目指す職業が決まっていないまずは職業を決める。資格は後からでよい
応募の条件に資格があるその資格を先に取る
入社後に取れる会社がある働きながら取る道も考える
技能を身につけてから応募したい職業訓練で学ぶ

役に立つ資格の選び方はフリーターが取っておきたい資格でまとめています。

未経験から正社員として入る道

先に結論

未経験から正社員になる道は、未経験歓迎の求人に応募する以外にもあります。トライアル雇用、紹介予定派遣、今のバイト先での正社員登用、職業訓練から就職する方法も選べます。

『いきなり正社員の面接を受けるのは不安』という方もいますよね。実は、正社員になるための入り口は一つではないんです。

入り方どんな仕組みか向いている人
未経験歓迎の求人に応募求人サイトやハローワークで探して応募する目指す職業が決まっている人
トライアル雇用原則3か月試しに働いてから、常用雇用への移行を目指す職業経験が少なく、いきなりの就職に不安がある人
紹介予定派遣派遣で働いた後、派遣先に直接雇われることを予定した仕組み職場の雰囲気を見てから決めたい人
正社員登用今のバイト先で正社員を目指す今の職場で長く働きたい人
職業訓練から就職公的な職業訓練で技能を学んでから応募するパソコンや技術を身につけたい人

トライアル雇用

トライアル雇用は、職業経験の不足などで就職が難しい人を、原則3か月試しに雇って、その後の常用雇用への移行を目指す制度です(厚生労働省)。ハローワークなどに求職の申し込みをしていることなど、いくつかの条件があります。

対象になるかどうかは、ハローワークの窓口で確かめてみてください。

紹介予定派遣

紹介予定派遣は、派遣先に直接雇われることを予定して働く仕組みです。同じ人について紹介予定派遣を行う期間は、6か月を超えてはいけないとされています(厚生労働省の指針)。

働きながら職場を見られるので、『入ってから合わなかったらどうしよう』という不安を減らせます。

正社員登用

パートタイム・有期雇用労働法では、事業主に、アルバイトなどから正社員への転換を進める措置を求めています。正社員登用制度は、その一つの例です。

今のバイト先に制度があるかは、店長や人事の担当者に聞いてみてください。仕組みは正社員登用制度とはで紹介しています。

職業訓練(ハロートレーニング)

ハロートレーニングは、仕事を探している人向けの公的な職業訓練です。受講料は原則無料で、テキスト代は自己負担です(厚生労働省)。

雇用保険を受けられない人向けの求職者支援訓練もあり、条件を満たすと月額10万円の職業訓練受講給付金を受けながら学べる制度もあります。詳しくはフリーターの職業訓練でまとめています。

よくある失敗

「正社員なら何でもいい」と、仕事の中身を確かめずに入社してしまう失敗があります。入ってから合わずに辞めてしまうと、もう一度探し直すことになります。系統のチェックで、自分が続けられそうな仕事かを確かめておきましょう。

フリーターからなれる職業でよくある相談

先に結論

よくある相談は「高卒のフリーターでも公務員になれるか」「未経験からWebデザイナーになれるか」「学歴を問わない仕事はあるか」の3つです。

高卒のフリーターでも公務員になれる?

なれる道はあります。国家公務員の一般職(高卒者試験)は、2026年度の受験案内では高校を卒業した日の翌日から2年を経過していない人が対象です。

卒業から数年たった人には、国家公務員の一般職(社会人試験(係員級))という区分があり、1986年4月2日以降に生まれた人で、高卒者試験の期間が過ぎた人が対象です(人事院)。地方公務員は自治体ごとに受験資格が違うので、各自治体の試験案内で確かめてみてください。

公務員を目指す進め方はフリーターから公務員になるにはで詳しく紹介しています。

未経験からWebデザイナーになれる?

未経験から目指す人もいます。ただ、Webの制作の仕事は、作った作品を見せて技能を伝えることが多い職業です。

まずは独学や職業訓練で基本を学び、自分の作品をいくつか作ってみるのがおすすめです。『何から勉強すればいいか分からない』という時は、職業訓練のWeb関係の講座を調べてみてください。

進め方やること
学ぶ独学、職業訓練、スクールで基本の技能を身につける
作る練習用のサイトやバナーを作って作品にまとめる
応募する未経験歓迎の制作会社や、事務と兼ねる求人に応募する

学歴を問わない仕事はある?

あります。求人の応募条件に「学歴不問」と書かれたものは、多くの職種で見られます。

特に、体を動かす系統やものを作る系統では、学歴より続けられるかどうかを見られることが多いです。自然に関わる仕事でも、学歴を問わない募集があります。

年齢で選べる職業は変わる?

選べる求人は、年齢とともに少しずつ変わっていきます。20代のうちは未経験歓迎の求人や若い人向けの支援が多いので、いろいろな系統を試しやすい時期です。

30代以降は、これまでの経験を活かせる職種が中心になりやすいので、バイトで任されたことを書き出しておくと応募しやすくなります。

一人で探すか、相談先を使うか

先に結論

職業選びは、自分で求人を探す方法、ハローワークで相談する方法、就職エージェントを使う方法があります。どれか一つに決めず、組み合わせて使ってもかまいません。

『職業は決まったけど、どこから応募すればいいの?』という方もいますよね。探し方ごとの違いを比べてみます。

探し方向いている人できること
求人サイトで自分で探す目指す職業が決まっている人条件で絞って、自分のペースで応募する
ハローワーク地元で働きたい人、窓口で相談したい人求人の検索、職業相談、紹介状の発行。利用は無料
わかものハローワーク正社員を目指すおおむね35歳未満の人担当者制の相談、書類・面接の対策。利用は無料
就職エージェント職業選びから相談したい人求人の紹介、書類の添削、面接対策、日程の調整

ハローワークの使い方はフリーターのハローワークの使い方でまとめています。

自分で探すか、エージェントを使うか

自分で求人を探す方法は、気になる会社に自分のペースで応募できるのが良いところです。一方で、『どの職業が合うのか分からない』『面接で何を話せばいいか分からない』という時は、一人で進めるのが大変に感じることもあります。

そんな時に役立つのが就職エージェントです。担当者が話を聞いて合いそうな求人を紹介してくれたり、履歴書の添削や面接の対策、面接の日程の調整を手伝ってくれたりします。

例えば、第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営する、20代に特化した就職・転職のサポートです。公式サイトでは、対象を「第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーター」としていて、未経験OKの正社員求人の紹介や、履歴書・職務経歴書の添削などを行っています。

対象になるかどうかや料金は、第二新卒エージェントneoの公式サイトで確かめてみてください。就職エージェントの使い方は就職エージェントとはでも紹介しています。

PR|第二新卒エージェントneo

フリーターからの正社員就職を相談する

20代の第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターを対象にした就職・転職のサポートです。キャリアアドバイザーとの個別相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までサポートを受けられます。対象や利用条件は公式サイトで確認してください。

20代向け第二新卒エージェントneoに相談する

サービスの内容・対象は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

フリーターが職業を選んで正社員に応募するまでの流れを示した図解
職業を決めて応募するまでの流れ
  1. これまでのバイトで苦にならなかったことを書き出す
  2. 4つの系統のうち、合いそうな系統を1〜2つ選ぶ
  3. その系統の職業の求人を見て、応募の条件を確かめる
  4. 資格が必要なら、取り方を調べる
  5. 自分で探すか、ハローワークやエージェントで相談するかを決める
  6. 応募書類を作って、面接に進む
面接会場の机の上に置かれた履歴書と手元

よくある質問

フリーターからなれる職業にはどんなものがありますか?

営業・販売などの人と話す仕事、製造・調理などのものを作る仕事、介護・物流などの体を動かす仕事、事務・ITなどのパソコンを使う仕事があります。多くは未経験から入って、仕事をしながら覚えられます。

資格がなくても正社員になれますか?

なれます。最初から資格が必要な職業は限られていて、入社後の研修や現場で覚える仕事が多いです。応募の条件に資格がある時だけ、先に取ることを考えてみてください。

やりたい仕事が分からない時はどうすればいいですか?

「好きなこと」ではなく、これまでのバイトで「苦にならなかったこと」から考えてみてください。人と話す、黙々と作業する、体を動かす、パソコンを使う、のどれが楽だったかが手がかりになります。

フリーターから公務員になれますか?

なれる道はあります。国家公務員には高卒者試験や社会人試験(係員級)などの区分があり、受験できる年齢や条件が決まっています。最新の受験案内を人事院や各自治体で確かめてみてください。

未経験から正社員になる方法は応募だけですか?

ほかにも、トライアル雇用、紹介予定派遣、今のバイト先での正社員登用、職業訓練から就職する方法があります。自分の状況に合う入り方を選んでみてください。

まとめ

この記事の要点
  • フリーターからなれる職業は、未経験から入って働きながら覚えられる仕事が多い
  • 「人と話す・ものを作る・体を動かす・パソコン」の4系統で考えると選びやすい
  • 合う系統は、これまでのバイトで苦にならなかったことから探す
  • 資格は、目指す職業が決まってから考えても遅くない
  • 未経験歓迎の求人のほか、トライアル雇用や紹介予定派遣、正社員登用の道もある

まずは、チェックリストで自分に合う系統を1つ選んで、その職業の求人を見てみてください。

フリーターガイド

フリーターガイド 編集部

フリーターの意味や働き方、正社員への就職・就活の進め方、年齢や学歴ごとの動き方、年収・一人暮らし・年金や保険まで、フリーターとして働く人とこれからを考える人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次