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フリーターとは?意味・定義・年齢をやさしく解説

フリーターの意味と統計上の定義をやさしく解説する記事のアイキャッチ

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『自分ってフリーターなのかな』『履歴書や会話でどう名乗ればいいんだろう』と、ふと気になることってありますよね。

結論から言うと、フリーターとは「パートやアルバイトで働いている人(働きたい人)」を指す言葉です。ただ、国の統計では年齢や卒業の有無など細かい条件があり、日常の呼び方とは少しずれています。

この記事を読めば、フリーターの意味と定義、自分がどれに当たるか、そして次に何をすればいいかが分かります。

目次

フリーターとは?簡単に言うとどんな人?

先に結論

フリーターとは、簡単に言うと「学校を卒業していて、パートやアルバイトで生活している人」のことです。正社員ではなく、時給や日給で働くことが多い人を指します。

フリーターという言葉は、法律で決められた呼び方ではありません。日常会話では、学校を出たあと正社員にならずにアルバイトで働いている人を、ゆるく「フリーター」と呼ぶことが多いです。

例えば、こんな会話を聞いたことがある方も多いはずです。

「今なにしてるの?」

「コンビニと倉庫のバイトを掛け持ちしてて、いわゆるフリーターかな」

このように、自分でそう名乗る時も、周りが呼ぶ時も、ざっくり「バイト中心で暮らしている人」という意味で使われています。

よくある状況日常ではフリーターと呼ぶことが多い?
高校や大学を卒業して、アルバイトで生活している呼ぶことが多い
正社員を辞めて、いまはアルバイトで働いている呼ぶことが多い
大学生や専門学校生がアルバイトをしている呼ばない(学生と呼ぶ)
結婚していてパートで働いているパートと呼ぶことが多い
派遣会社に登録して働いている派遣社員と呼ぶことが多い

ポイントは、「学生ではない」ことと「正社員ではない」ことの2つです。この2つがそろうと、日常ではフリーターと呼ばれやすくなります。

「フリーター」は悪い意味の言葉?

『フリーターって言うと、なんだか肩身がせまい』と感じる方もいますよね。でも、フリーターはあくまで働き方の呼び名です。

夢のために時間を確保している人、家の事情で働き方を選んでいる人、次の仕事を探している途中の人など、事情は人それぞれです。この記事では、良い悪いではなく「いまの働き方の名前」として説明していきますね。

統計の「フリーター」の定義を5つの条件でチェック

統計上のフリーターは条件がはっきりしている

総務省の「労働力調査」では、フリーターを年齢・卒業・未婚(女性)・働き方などの条件で決めています。日常の呼び方より、かなり範囲がせまいんです。

実は、国の統計にはフリーターの定義があります。総務省の労働力調査では「若年のパート・アルバイト及びその希望者」として数えていて、条件は次のとおりです。

条件統計の決まり
年齢15〜34歳
学校卒業していること(在学中の人は入らない)
結婚(女性のみ)女性は未婚であること
働き方勤め先での呼び方が「パート」か「アルバイト」
仕事を探している人探している仕事の形が「パート・アルバイト」の完全失業者も入る

さらに、家事も通学もしておらず、パート・アルバイトの仕事を希望している人も、条件しだいで統計上のフリーターに入ります。この定義は、総務省「労働力調査(詳細集計)」で使われているものです。

統計上のフリーターに当たるかを5つの条件で確かめるチェック表の図解

自分が当てはまるか確かめてみましょう

下のチェックリストで、上から順に確かめてみてください。全部に当てはまれば、統計上のフリーターに入ります。

統計上のフリーターかを確かめる5つの条件
  • 15歳から34歳までである
  • 学校を卒業している(在学中ではない)
  • 女性の場合は結婚していない
  • 勤め先での呼び方がパートかアルバイトである
  • または、パート・アルバイトの仕事を探している

『35歳を過ぎたらフリーターじゃなくなるの?』と驚く方もいるかもしれません。そうなんです。統計では年齢が15〜34歳に限られるため、35歳以上でアルバイトで暮らしている人は「フリーター」ではなく「非正規の職員・従業員」として数えられます。

35歳からの考え方は35歳以上はフリーター?統計の定義と35歳からの動き方で詳しく紹介しています。

結婚している女性がパートで働く場合

統計の定義では、女性は「卒業者で未婚の者」とされています。そのため、結婚している女性がパートで働いている場合は、統計上のフリーターには入りません。

これは、統計の数え方の決まりです。日常の会話では、既婚かどうかを気にせずフリーターと名乗る人もいます。

統計と日常の呼び方がずれるのはこんな時

定義を知ると、『日常ではフリーターと言っているのに、統計では違うの?』という場面が出てきます。よくあるずれ方を表にしてみました。

状況の例日常の呼び方統計上のフリーター
22歳、大学を卒業してアルバイトで生活しているフリーター入る
36歳、高校卒業後ずっとアルバイトで生活しているフリーター入らない(35歳以上)
20歳、大学に通いながらアルバイトをしている学生入らない(在学中)
28歳、結婚していてパートで働く女性パートさん、主婦入らない(既婚の女性)
25歳、バイトを辞めて次のバイトを探しているフリーター入る(パート・アルバイトを探す完全失業者)
30歳、派遣会社に登録して働いている派遣社員入らない(呼び方がパート・アルバイトではない)

こうして並べると、統計の定義は「若い人のアルバイトの状況を数えるため」の決まりだと分かります。年齢や結婚で外れても、働き方そのものは変わりません。

派遣で働く場合の考え方は派遣社員はフリーター?でも紹介しています。

補足

統計の定義は、人数を数えるための決まりです。履歴書や会話で「自分はフリーターです」と言っていいかどうかとは、別の話として考えて大丈夫です。

フリーターとニート・パート・無職の違い

違いは「働いているか」「働き方の呼び名」で分かれる

フリーターと似た言葉には、ニート・無職・パート・派遣社員などがあります。迷った時は「いま働いているか」と「どんな契約か」で見分けると分かりやすいです。

『ニートとフリーターって何が違うの?』と聞かれて、うまく答えられないこともありますよね。似た言葉を並べると、違いがすっきり見えてきます。

言葉ざっくりした意味フリーターとの違い
フリーター卒業後、パート・アルバイトで働く(働きたい)人基準になる言葉
ニート15〜34歳で、家事も通学もしていない非労働力人口の人働いていない、仕事を探していない
無職仕事に就いていない状態アルバイトで働いていれば無職ではない
パート勤め先での呼び名の1つ主婦や主夫の短時間勤務を指すことが多い
派遣社員派遣会社に雇われて、別の会社で働く人雇い主が派遣会社になる
正社員期間の定めがなく、会社の中心として働く人雇用期間や待遇の仕組みが違う

ニートの定義は、総務省の労働力調査や厚生労働省で使う「若年無業者」と同じです。15〜34歳の非労働力人口のうち、家事も通学もしていない人を指します。

違いをもっと詳しく知りたい時は、フリーターとニートの違いやフリーターは無職?無職との違いを見てみてください。パートとの呼び分けはパートとフリーターの違いで紹介しています。

書類ではどう書く?

履歴書や各種の申込書では、「フリーター」と書くより「アルバイト」「パート」と書くほうが伝わりやすいことが多いです。職業欄の書き方は、書類の種類によって少し変わります。

例えば、職歴欄なら「株式会社○○ アルバイトとして勤務」のように、どこで何をしていたかを書きます。こう書くと、働いてきた中身が相手に伝わりますよ。

一方、クレジットカードや賃貸の申込書では、職業を選ぶ欄に「パート・アルバイト」の項目があることが多いです。迷ったら、その書類に用意された選択肢の中から一番近いものを選んでみてください。

書類ごとの書き方はフリーターの職業欄は何と書く?で、履歴書・申込書・役所の書類に分けて紹介しています。

よくある勘違い

アルバイトで働いているのに「無職」と書いてしまう人がいます。収入を得て働いているなら、アルバイトやパートとして書いて大丈夫です。

フリーターの人数と働き方の今

数字で見ると、フリーターは男女とも増えている

総務省の労働力調査によると、2025年平均のフリーターは男性65万人、女性78万人です。男女とも近年は増えています。

『フリーターって、実際どれくらいいるんだろう』と気になりますよね。総務省「労働力調査(詳細集計)」の2025年平均では、男性65万人、女性78万人となっています。

もう少し広く見ると、正社員以外で働く「非正規の職員・従業員」は2025年平均で2,128万人です。非正規の仕事についた理由で一番多いのは「自分の都合のよい時間に働きたいから」で、757万人でした(総務省 労働力調査)。

時間の自由を大事にして働き方を選んでいる人が、それだけ多いということなんです。

正社員との賃金の差はどれくらい?

働き方を考える時に気になるのが、お金の面ですよね。厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」から、正社員とそれ以外の月の賃金(残業代などを除いた所定内給与の平均)を見てみます。

年齢正社員・正職員正社員・正職員以外
20〜24歳247.5千円203.5千円
25〜29歳285.0千円227.9千円
30〜34歳321.1千円233.8千円
40〜44歳379.0千円230.6千円
50〜54歳412.7千円229.7千円

正社員は年齢とともに上がっていき、55〜59歳でピークになります。一方、正社員以外は20代後半からほぼ横ばいで、年齢が上がるほど差が広がるのが特徴です。

なお、これはフルタイムで働く人(一般労働者)の数字で、短時間で働くアルバイトの人は入っていません。自分の収入の計算はフリーターの年収で、時給と働く時間から考える方法を紹介しています。

フリーターの良い面と気をつけたい面

フリーターという働き方には、良い面もあれば気をつけたい面もあります。どちらか一方だけで決めずに、両方を知っておきましょう。

良い面
  • シフトを選びやすく、時間の自由がききやすい
  • 夢や勉強、家の用事と両立しやすい
  • いろいろな仕事を経験できる
気をつけたい面
  • 年齢が上がっても賃金が上がりにくい
  • 年金や健康保険の手続きを自分でする場面がある
  • 選べる正社員求人が年齢で変わっていく

例えば、勤め先の厚生年金に入っていない20歳以上の人は、自分で国民年金の保険料を納めます。令和8年度の国民年金保険料は月額17,920円です(日本年金機構)。

制度や数字は変わることがあるので、最新の情報は総務省・厚生労働省・日本年金機構のサイトで確かめてみてください。

自分の状況から選ぶ次の一歩

いまの状況に合わせて、次にやることを1つ決める

フリーターと一口に言っても、正社員を目指したい人、いまの暮らしを整えたい人、これからを迷っている人で、やることは違います。

ここまで読んで、『で、結局わたしは何をすればいいの?』と思った方もいますよね。下の表で、いまの自分に近い行を探してみてください。

いまの状況次にやること参考になる記事
正社員になりたいが、何から始めればいいか分からない希望の仕事と働き方を書き出して、進め方を選ぶフリーターから正社員になるには
卒業してから3年以内新卒枠で応募できる会社がないか探す既卒とフリーターの違い
20代で、就職の相談相手がほしいハローワークや就職エージェントに相談する就職エージェントとは
いまのバイト先で働き続けたい正社員登用の制度があるか確かめる正社員登用制度とは
フリーターのまま暮らしを整えたい年金・健康保険・税金の手続きを見直すフリーターの国民年金
35歳を過ぎて、これからを考えたい職業訓練やハローワークの相談を使う35歳以上はフリーター?
自分の状況から次の一歩を選ぶ判定表の図解

正社員を目指すなら

正社員を目指す人は、まず「どんな方法で探すか」を決めるところから始めると進めやすいです。求人サイト・ハローワーク・就職エージェント・バイト先の正社員登用など、方法はいくつもあります。

進め方の全体はフリーターから正社員になるにはで、年齢や職歴ごとの選び方を紹介しています。

卒業後3年以内なら新卒枠も

厚生労働省の指針では、会社は新卒採用の枠に、卒業後少なくとも3年間は応募できるようにするべきとされています。ただ、これは会社に求める努力の内容なので、すべての会社が受け付けているわけではありません。

卒業してから日が浅い人は、気になる会社の募集要項に「既卒可」と書いてあるか見てみてください。

誰かに相談しながら進めたい時

『一人で求人を探しても、どれがいいのか分からない』という声もよく聞きます。そんな時は、20代向けの就職支援を使うのも一つの方法です。

例えば、第二新卒エージェントneoは、20代に特化した就職・転職のサポートで、フリーターや高卒・既卒の人も対象です。個別の就職相談や書類の添削、未経験OKの正社員求人の紹介などを受けられます。対象かどうかは公式サイトで確かめてみてください。

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フリーターからの正社員就職を相談する

20代の第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターを対象にした就職・転職のサポートです。キャリアアドバイザーとの個別相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までサポートを受けられます。対象や利用条件は公式サイトで確認してください。

20代向け第二新卒エージェントneoに相談する

サービスの内容・対象は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

フリーターについてよくある相談

「定義」より「自分の場合どうなるか」の相談が多い

フリーターについては、扶養のこと、一生この働き方でいいのか、時間をかけて就職できるかなど、自分の場合を知りたい相談がよく寄せられます。

フリーターが親の扶養内で働くのは、おかしいことですか?

就職してすぐ辞めたあと、親の扶養に入ったままアルバイトをしているという相談です。『フリーターなのに扶養内っておかしい?』と気にする方は多いんです。

結論から言うと、おかしいことではありません。健康保険の扶養は年間収入130万円未満が原則で、19歳以上23歳未満の人は、扶養認定日が令和7年10月1日以降なら150万円未満に変わりました(日本年金機構)。

ただ、収入が増えて基準を超えると扶養から外れます。詳しくはフリーターと親の扶養で手続きと合わせて紹介しています。

一生フリーターで生きていくのは難しいですか?

高校生のうちから「就職したくない」と考えている、という相談です。そう思うのは、決して珍しいことではありません。

ただ、先ほどの賃金の表のように、正社員以外の賃金は年齢が上がってもほぼ横ばいです。年金や健康保険も自分で手続きする場面が増えます。

フリーターを続けるか決める前に、年をとった時の暮らしを一度だけ具体的に想像してみてください。考え方はずっとフリーターでいるとどうなる?でも紹介しています。

時間をかけて、ゆっくり就職する方法はありますか?

飲食店のアルバイトを続けながら、急がずに就職したいという相談です。バイトを辞めずに就職活動を進める人はたくさんいます。

例えば、週に1日だけ就活の日を決めて、求人探しや応募書類づくりに使う方法があります。時間の使い方はバイトしながら就活するフリーターの時間の使い方を参考にしてみてください。

相談する前に書き出しておくと話が早いこと
  • いまの働き方(週の日数と時間)を書き出す
  • 卒業した学校と卒業した年を確かめる
  • これまでのアルバイト先と仕事の中身を書き出す
  • 正社員になりたいか、いまの暮らしを整えたいかを決める

よくある質問

フリーターとは簡単に言うと何ですか?

学校を卒業していて、パートやアルバイトで働いている(または働きたい)人のことです。国の統計では、15〜34歳・卒業者・女性は未婚などの条件があります。

フリーターは何歳までですか?

総務省の労働力調査の定義では15〜34歳です。35歳以上でアルバイトで暮らしている人は、統計上は「非正規の職員・従業員」として数えられます。日常の呼び方では年齢を問わず使われています。

大学生のアルバイトはフリーターですか?

在学中の学生は、統計上のフリーターには入りません。日常でも、学生のアルバイトはふつうフリーターとは呼びません。

フリーターとニートの違いは何ですか?

フリーターはパート・アルバイトで働いている(働きたい)人、ニートは15〜34歳で家事も通学もしていない非労働力人口の人です。働いているかどうかが大きな違いです。

履歴書には「フリーター」と書けばいいですか?

職歴欄では「アルバイト」「パート」として、勤め先と仕事の中身を書くほうが伝わりやすいです。書類ごとの書き方は職業欄の記事で紹介しています。

まとめ

この記事の要点
  • フリーターとは、卒業後にパート・アルバイトで働いている(働きたい)人のこと
  • 統計上の定義は15〜34歳・卒業者・女性は未婚などの条件がある(総務省 労働力調査)
  • 35歳以上は統計上「非正規の職員・従業員」として数えられる
  • 2025年平均のフリーターは男性65万人、女性78万人
  • 正社員以外の賃金は20代後半からほぼ横ばいで、年齢とともに正社員との差が広がる
  • 自分の状況に合わせて、正社員を目指すか暮らしを整えるか、次の一歩を1つ決める

まずは上の判定表で、いまの自分に近い行を1つ選んでみてください。そこから読む記事を決めれば、迷わずに次へ進めます。

フリーターガイド

フリーターガイド 編集部

フリーターの意味や働き方、正社員への就職・就活の進め方、年齢や学歴ごとの動き方、年収・一人暮らし・年金や保険まで、フリーターとして働く人とこれからを考える人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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