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フリーターの仕事選び|正社員につながる仕事の選び方

フリーターの仕事を正社員につながるかで選ぶ方法を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が厚生労働省・総務省などの公的機関の公開情報と各社の公式情報、読者の声を調べて独自に執筆しています。制度や求人の条件は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。当サイトの一部の記事には就職支援サービスへのリンク(広告)を含みます。

今のアルバイトを続けるか、別の仕事に移るか、迷っている方もいるはずです。『どうせ働くなら、先につながる仕事がいい』と思いますよね。

結論から言うと、フリーターの仕事は「正社員登用があるか」「経験が職務経歴になるか」「資格につながるか」の3点で見直すと、選びやすくなります。

この記事を読めば、今のバイトの見直し方と、正社員につながりやすい仕事の種類が分かります。

目次

フリーターの仕事選びで大事なこと

先に結論

フリーターの仕事選びでは、今の暮らしを支えることと、この先につなげることの両方を見るのが大事です。どちらを優先するかで、合う仕事が変わります。

『時給が高い仕事を選べばいいんじゃないの?』と思う方も多いですよね。もちろん時給は大事です。ただ、先に正社員を目指すなら、時給だけで決めると遠回りになることもあるんです。

今いちばん大事にしたいこと選び方の目安
生活費をしっかり稼ぎたい時給と働ける時間の長さを見る
いずれ正社員になりたい正社員登用の制度や、経験が生かせるかを見る
資格を取って仕事に生かしたい働きながら資格につながる仕事を選ぶ
自分の時間も大事にしたいシフトの融通と通いやすさを見る

稼ぎ方を中心に考えたい時は、フリーターが稼げるバイトの選び方も参考にしてみてください。長く続けやすいバイトの選び方は、フリーターのバイトの選び方で紹介しています。

統計で見るフリーターの働き方

総務省の労働力調査では、2025年平均の非正規の職員・従業員は2,128万人でした。非正規についた主な理由で最も多いのは「自分の都合のよい時間に働きたいから」です。

自分の都合で働けることは、フリーターの仕事のいいところです。そのうえで、先につながるかどうかの視点を足すと、選べる道が広がります。

補足

統計の数字は毎年更新されます。最新の内容は総務省統計局のサイトで確かめてみてください。

今のバイトを3つの点で見直すチェック表

「登用」「経歴」「資格」の3つで点検する

今のバイトが先につながるかは、正社員登用があるか、経験が職務経歴として話せるか、資格につながるかの3つで見直せます。当てはまる数で、続けるか移るかの目安にしてみてください。

『今のバイトを続けていて、意味があるのかな』と不安になることもありますよね。そんな時は、下のチェック表に当てはめてみましょう。

今のバイトの見直しチェック
  • 正社員登用の制度があり、対象になる条件が分かっている
  • 正社員を募集する時に、社内で知らせてもらえる
  • 任されている仕事を、期間と中身で説明できる
  • 新人の教育やシフト作成など、役割を任されている
  • 仕事に関係する資格の勉強ができる、または取りやすい
  • 同じ職種の正社員の求人がよく出ている
フリーターが今のバイトを正社員登用・職務経歴・資格の3点で見直すチェック表の図解

当てはまった数で考える

チェックの数ごとの考え方は、次のとおりです。あくまで目安なので、自分の気持ちも合わせて考えてみてください。

当てはまった数考え方の目安
5つ以上今のバイト先で正社員登用を目指すのも一つの道
3つから4つ続けながら、外の正社員求人も並べて見てみる
2つ以下先につながる仕事への移り方を考えてみる

1. 正社員登用があるか

会社は、短時間や有期で働く人が正社員になれるよう、正社員を募集する時に知らせる、配置の希望を申し出る機会を与える、転換の試験制度を設けるなどの措置をとることになっています(パートタイム・有期雇用労働法 第13条)。正社員登用の制度は、その一例です。

ただ、登用の条件や実績は会社ごとに違います。気になる時は、店長や人事の担当者にこんなふうに聞いてみてください。

「正社員登用の制度があると聞いたのですが、どんな条件で受けられるのでしょうか」

登用制度のくわしい仕組みは、正社員登用制度とはで紹介しています。

2. 経験が職務経歴になるか

アルバイトの経験は、任されたことを具体的に言えると、正社員の応募でも職務経歴として話せます。例えば「レジ打ち」だけより、「レジ締めと売上の報告を任されていた」のほうが伝わります。

経験を言葉にする振り返りメモ

「経歴になるか」を確かめるには、月に1回、仕事を振り返るメモを書いておくのがおすすめです。あとで履歴書や面接で話す時に、そのまま使えます。

メモの項目書き方の例
今月任されたこと新人2人に開店準備の手順を教えた
工夫したこと品出しの順番を変えて、閉店作業を早く終わらせた
言われてうれしかったこと店長から発注を任せたいと言われた
次に挑戦したいことシフト作成も覚えたい

『毎月書くことなんてない』と思っても、小さなことで大丈夫です。続けるうちに、自分の強みが見えてきます。

3. 資格につながるか

仕事によっては、働きながら関係する資格を取れることがあります。資格は、正社員の求人を探す時の手がかりにもなります。

就職に役立つ資格の選び方は、フリーターが取っておきたい資格で紹介しています。

正社員につながる仕事の種類別一覧

仕事の中身と、正社員の求人とのつながりで見る

同じアルバイトでも、仕事の種類によって、正社員の求人とのつながり方が違います。下の一覧で、今の仕事や気になる仕事がどこに当たるか見てみてください。

『どの仕事が正社員につながりやすいのか、全然分からない』という方も多いはずです。下の表は、仕事の種類ごとに、経験の生かし方と確かめたいことをまとめたものです。

仕事の種類経験の生かし方の例関係する資格や学びの例求人票で確かめたいこと
販売・接客売り場づくり、接客、店長候補販売に関する検定正社員登用の有無、店舗の異動
飲食ホールやキッチンの管理、店舗運営調理に関する資格登用の条件、勤務時間
介護介護職員としての正社員介護の資格資格取得の支援、夜勤の有無
倉庫・物流在庫管理、出荷の段取りフォークリフトなどの免許・技能講習正社員の募集、交代勤務の有無
工場・製造製造ライン、検査、機械の操作製造に関する技能の資格正社員登用、交代制か日勤か
コールセンター・事務電話対応、データ入力、事務パソコンの資格正社員や契約社員への切り替え
IT関係のサポートヘルプデスク、パソコンの設定ITの資格未経験歓迎、研修の有無
塾の講師説明、保護者への連絡教えることに関する学び正社員の募集、教室の運営の仕事
正社員につながりやすいフリーターの仕事を種類別に経験の生かし方と資格で整理した一覧の図解

この一覧は、仕事を選ぶ時の考え方の例です。実際の条件は求人ごとに違うので、求人票と面接で確かめてみてください。

今の仕事が一覧にない時も、仕事の中身を「人と接する」「物を扱う」「数字や文字を扱う」に分けてみると、近い職種が見つかりやすくなります。例えば、イベントの設営なら「物を扱う」仕事として、倉庫や製造の求人とつながりがあります。

働く時間帯や体の使い方でも選ぶ

仕事の種類だけでなく、働く時間帯や体の使い方でも、向き不向きは変わります。正社員になった後も続けられるかを考えるなら、ここも見ておきたいところです。

働き方の特徴当てはまりやすい仕事の例確かめたいこと
日勤だけで働きたい事務、販売、日勤の工場早番・遅番があるか
夜勤も入れる工場、倉庫、介護交代制の形と夜勤の回数
座ってする仕事がいい事務、コールセンターパソコン作業の多さ
体を動かす仕事がいい倉庫、製造、介護立ち仕事や力仕事の多さ
人と話すのが好き販売、接客、営業ノルマや目標の有無

職種ごとの記事

気になる職種があれば、それぞれの記事でくわしく紹介しています。

未経験から目指しやすい職業の全体は、フリーターからなれる職業で紹介しています。

仕事を選ぶ時の求人票の見方

雇われ方と、先の働き方の書き方を読む

求人票では、時給や月給だけでなく、雇われ方、契約の期間、正社員登用の書き方を見ておくと、先につながるかが分かりやすくなります。

『求人票って、どこを見ればいいか分からない』と思いますよね。仕事を選ぶ時に見たいところを、下の表にまとめました。

求人票の項目見ておきたいこと
雇用形態アルバイト、契約社員、派遣社員、正社員のどれか
契約の期間期間の定めがあるか、更新があるか
正社員登用「登用あり」の書き方と、条件の説明があるか
研修・教育未経験でも教えてもらえる仕組みがあるか
資格取得の支援費用の補助や、勉強の時間の配慮があるか
社会保険厚生年金と健康保険に入れる働き方か

社会保険に入れる働き方か

アルバイトでも、厚生年金の被保険者が51人以上の会社などで、週20時間以上働く学生ではない人は、厚生年金と健康保険に入ります(日本年金機構)。いわゆる年収106万円の壁と呼ばれる賃金の要件は、2026年10月に撤廃される予定です(厚生労働省)。

会社の規模の要件も、段階的に縮小されていきます。仕事を選ぶ時に、勤め先の社会保険に入れるかどうかも見ておくと、暮らしの安心につながります。最新の内容は厚生労働省のサイトで確かめてみてください。

契約社員や派遣で働く時に知っておきたい制度

同じ会社との有期の契約が通算5年を超えると、働く人が申し込めば、期間の定めのない契約に変わります(労働契約法 第18条・無期転換ルール)。ただ、無期になっても、正社員になるとは限りません。

派遣の中には、派遣先に直接雇われることを予定した紹介予定派遣という形もあります。同じ人について6か月を超えて紹介予定派遣を行ってはならないとされています(厚生労働省の指針)。

働き方先につながる仕組み気をつけたいこと
アルバイト・パート正社員登用の制度条件と実績は会社ごとに違う
契約社員無期転換、正社員登用無期になっても正社員とは限らない
紹介予定派遣派遣先への直接雇用期間は同じ人について6か月まで

派遣で働く選択肢は、派遣社員はフリーター?で紹介しています。

よくある失敗

「正社員登用あり」の言葉だけを見て選び、条件をよく確かめないまま働き始めてしまうことがあります。登用の条件や時期は、面接で聞いておくと安心です。

仕事が続かない時、決まらない時は

合わなかった理由を書き出すと、次の仕事が選びやすくなる

仕事が続かなかったり、なかなか決まらなかったりする時は、理由を書き出すことから始めてみましょう。理由が見えると、次に選ぶ仕事の条件がはっきりします。

『また続かなかったらどうしよう』と思うと、次の一歩が重くなりますよね。でも、合わなかった経験は、次に選ぶ時の大事な手がかりになるんです。

次の仕事を選ぶ前にすること
  1. 今までの仕事で、合わなかったことを書き出す
  2. 反対に、続けられたことや楽しかったことも書き出す
  3. 「これだけは外したい条件」を3つ決める
  4. その条件で求人を探し、窓口や担当者に相談する

例えば、こんなふうに書き出してみてください。

「人と話すのは好きだけど、立ちっぱなしの時間が長いのはつらかった」

「決まった手順で進める作業は、集中して続けられた」

技能を身につけてから選ぶ方法もある

『やってみたい仕事はあるけど、経験も資格もない』という時は、先に技能を身につけてから仕事を選ぶ方法もあります。ハロートレーニング(公的職業訓練)は、仕事を探している人向けの職業訓練で、受講料は原則無料です(テキスト代は自己負担。厚生労働省)。

雇用保険を受けられない人向けの求職者支援訓練では、要件を満たすと職業訓練受講給付金として月額10万円などが支給されます。くわしくはフリーターの職業訓練で紹介しています。

相談しながら選ぶ方法もある

一人で決めにくい時は、ハローワークやわかものハローワークで相談できます。正社員を目指すおおむね35歳未満の人なら、わかものハローワークで担当者制の相談を無料で受けられます(厚生労働省)。

20代なら、未経験から応募できる正社員の求人を紹介してくれる就職エージェントもあります。例えば、第二新卒エージェントneoは、20代に特化した就職・転職のサポートで、フリーターや高卒・既卒の人も対象です。対象かどうかは公式サイトで確かめてみてください。

PR|第二新卒エージェントneo

フリーターからの正社員就職を相談する

20代の第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターを対象にした就職・転職のサポートです。キャリアアドバイザーとの個別相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までサポートを受けられます。対象や利用条件は公式サイトで確認してください。

20代向け第二新卒エージェントneoに相談する

サービスの内容・対象は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

働くことそのものに悩みがある時は、15歳から49歳が対象の地域若者サポートステーションも使えます。つらさが続く時は、医療機関や公的な相談窓口に相談してみてください。

フリーターの仕事でよくある相談

「周りから浮く」「続かない」「やりたい仕事か正社員か」の相談が多い

フリーターからは、フリーターが多い仕事はどれか、バイトが続かないのに正社員になって意味があるか、やりたい仕事をフリーターで続けるか正社員を目指すか、という相談がよく寄せられます。

フリーターが多い仕事はどれ?周りから浮いてしまう

30歳くらいで、ホテルの清掃や飲食の仕事をしてみたけれど、周りが主婦や学生ばかりで浮いている気がしたという相談です。『自分だけ違う』と感じると、居づらくなりますよね。

職場によって、働く人の年代や立場はかなり違います。夕方や夜、土日に入る人が多い職場や、フルタイムで入れる職場は、同じように働くフリーターに出会いやすいこともあります。

面接の時に「どんな方が多く働いていますか」と聞いてみると、職場の雰囲気がつかめます。

バイトが続かないのに、正社員になっても意味がない?

フリーターの仕事が続かないのに、正社員の仕事に就いても意味がないのではという相談です。結論から言うと、続かなかった理由しだいで、正社員の仕事のほうが合うこともあります。

例えば、シフトが毎週変わることが合わなかった人には、勤務時間が決まった正社員の仕事のほうが続けやすいこともあります。上の手順で、合わなかった理由を書き出してみてください。

やりたい仕事をフリーターで続けるか、正社員を目指すか

30代の方が、やりたい仕事をフリーターで続けるか、正社員を目指すかで迷っているという相談です。どちらにも、大事にしたいものがありますよね。

考えたいことやりたい仕事をフリーターで続ける正社員を目指す
仕事の中身好きな仕事を続けられる職種が変わることもある
収入の見通し時給と働く時間で変わる月給で安定しやすい
年金・保険働き方しだいで国民年金と国民健康保険厚生年金と勤め先の健康保険

厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査では、一般労働者の月の所定内給与は、正社員・正職員が358.8千円、それ以外が241.7千円でした。こうした差も知ったうえで、自分が大事にしたいことで決めるのが自然です。

バイトの面接に何回も落ちてしまう

20代前半のフリーターが、気になるバイトに何回か応募したけれど、採用されないという相談です。続けて落ちると、自信がなくなりますよね。

応募する時間帯の希望や、面接での話し方を少し変えるだけで、結果が変わることもあります。見直しの方法は、フリーターがバイトに受からない時の見直しポイントで紹介しています。

よくある質問

フリーターの仕事は何を基準に選べばいいですか?

今の暮らしを支えることと、この先につなげることの両方で見るのがおすすめです。先につなげたい時は、正社員登用・職務経歴・資格の3つで見直してみてください。

正社員登用がある仕事はどう探せばいいですか?

求人票の「正社員登用あり」の書き方を見て、面接で条件や時期を聞いてみましょう。登用の条件や実績は会社ごとに違います。

アルバイトの経験は正社員の応募で役に立ちますか?

役に立ちます。任されていた仕事を、期間と中身で説明できると、職務経歴として伝わりやすくなります。

契約社員で5年働けば正社員になれますか?

同じ会社との有期の契約が通算5年を超えると、申し込めば期間の定めのない契約に変わります。ただ、無期になっても正社員になるとは限りません。

今の仕事をフリーターのまま続けてもいいですか?

続けることもできます。その場合は、年金や保険の加入を確かめ、収入の見通しを書き出しておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • フリーターの仕事は、今の暮らしと先へのつながりの両方で選ぶ
  • 今のバイトは「登用」「経歴」「資格」の3つで見直す
  • 仕事の種類ごとに、経験の生かし方と関係する資格が違う
  • 求人票では、雇用形態・契約の期間・正社員登用の書き方を読む
  • 続かなかった理由を書き出すと、次の仕事が選びやすくなる

まずはチェック表で、今のバイトがいくつ当てはまるか数えてみてください。フリーターの基本はフリーターとはにまとめています。

フリーターガイド

フリーターガイド 編集部

フリーターの意味や働き方、正社員への就職・就活の進め方、年齢や学歴ごとの動き方、年収・一人暮らし・年金や保険まで、フリーターとして働く人とこれからを考える人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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