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女性のフリーターから正社員へ|仕事の選び方と準備

女性のフリーターから正社員を目指す時の仕事の選び方と準備を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が厚生労働省・総務省などの公的機関の公開情報と各社の公式情報、読者の声を調べて独自に執筆しています。制度や求人の条件は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。当サイトの一部の記事には就職支援サービスへのリンク(広告)を含みます。

『そろそろ正社員になりたいけど、女性でも未経験から入れる仕事ってあるのかな』と考えている方も多いはずです。長く働けるか、この先の暮らしと両立できるかも気になりますよね。

結論から言うと、女性のフリーターから正社員を目指す時は、職種の名前より先に「どんな働き方をしたいか」を決めると、選ぶ仕事と確かめる制度がはっきりします。

この記事を読めば、自分の希望に合う職種の選び方と、求人や面接で確かめたいことが分かります。

目次

女性のフリーターから正社員を目指す前に知っておきたいこと

先に結論

女性のフリーターは少なくありません。総務省の労働力調査(2025年平均)では、統計上のフリーターは男性65万人、女性78万人です。正社員を目指す人も多いので、一人で悩みすぎなくて大丈夫です。

『周りはみんな正社員なのに、自分だけ取り残されている気がする』と感じることもありますよね。でも、同じように働き方を考えている女性はたくさんいるんです。

統計上のフリーターは、15〜34歳で、女性の場合は卒業していて未婚の人のうち、パート・アルバイトで働いている人やそれを希望している人を指します(総務省 労働力調査)。言葉の定義はフリーターとはでも紹介しています。

正社員と正社員以外で収入はどれくらい違う?

参考として、厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査(一般労働者・月額の所定内給与)を見てみます。

区分正社員・正職員正社員・正職員以外
女性304.9千円218.4千円
男女計358.8千円241.7千円

正社員以外の賃金は、20代後半以降ほぼ横ばいになり、正社員との差は年齢とともに広がる傾向があります。最新の数字は厚生労働省のサイトで確かめてみてください。

もちろん、収入だけで働き方を決める必要はありません。ただ、一人暮らしや将来の貯金を考える時には、知っておきたい数字ですよね。

正社員になると変わること

正社員になって変わりやすいこと
  • 月給制で、毎月の収入の見通しが立てやすい
  • 勤め先の厚生年金・健康保険に入る
  • 育休や時短などの制度を使える職場が多い
気をつけたいこと
  • 残業や異動がある職場もある
  • 休みやシフトを自分で決めにくいことがある
  • 入社後しばらくは仕事を覚えるのに時間がかかる

正社員とフリーターの違いは正社員とフリーターの違いでも詳しく比べています。

働き方の希望別に見る職種と確かめる制度

先に結論

「長く続けたい」「資格を取りたい」「在宅も考えたい」など、自分が大事にしたい働き方を先に決めると、職種と確かめる制度が見えてきます。希望は2つまでに絞ると選びやすくなります。

『女性に向いている仕事は何ですか?』とよく聞かれます。実は、性別で向き不向きが決まるわけではないんです。それより、自分がどう働きたいかで選んだほうが、入ってからのずれが少なくなります。

働き方の希望職種の例求人や面接で確かめたい制度・条件
長く続けたい事務、販売・店舗の運営、介護、製造育休・産休を取った人がいるか、時短勤務の制度
資格を取りたい介護、医療事務、調理、IT資格の取得を支援する制度、研修の内容
在宅も考えたい事務、カスタマーサポート、IT・Web在宅勤務の制度、在宅に切り替わる時期
土日に休みたい事務、営業、製造年間の休日、シフト制か固定休か
人と話す仕事がしたい販売、接客、営業、受付担当する範囲、研修の内容
体を動かす仕事がしたい介護、物流、製造夜勤の有無、立ち仕事の長さ
働き方の希望別に職種と確かめたい制度をまとめた図解

ここからは、希望ごとにもう少し詳しく見ていきます。

長く続けたい場合

長く働きたいなら、育休や産休を実際に取った人がいるか、時短勤務を使っている人がいるかを確かめておきましょう。制度があることと、使われていることは別なんです。

例えば、面接ではこんなふうに聞けます。

「長く働きたいと考えているのですが、育休や時短勤務を使って働いている方はいらっしゃいますか」

聞きにくい内容に感じるかもしれません。でも、長く働きたい気持ちと一緒に伝えれば、前向きな質問として受け取ってもらいやすくなります。

資格を取りたい場合

資格を取りながら働きたいなら、資格の取得を支援する制度があるかを確かめてみてください。介護の仕事などでは、働きながら研修を受けて資格を取っていく人も多いです。

資格の選び方はフリーターが取っておきたい資格でまとめています。

在宅も考えたい場合

在宅勤務ができる正社員の求人は、事務やカスタマーサポート、ITの仕事などで見られます。ただ、未経験の場合は、最初は出社して仕事を覚え、慣れてから在宅に切り替わる職場も多いです。

『最初から在宅だけ』にこだわりすぎると、選べる求人がかなり少なくなります。在宅に切り替わる時期を面接で聞いておくのがおすすめです。在宅の働き方はフリーターの在宅ワークでも紹介しています。

人と話す仕事や体を動かす仕事がしたい場合

販売や接客、受付など人と話す仕事は、バイトで接客をしてきた人なら経験をそのまま活かせます。店舗の運営を任される正社員の求人もあり、レジやお金の管理、新人の教育を任された経験は大きな強みになります。

介護や物流、製造など体を動かす仕事は、未経験から応募できる求人が多い分野です。夜勤や立ち仕事の長さは職場によってかなり違うので、求人票と面接で確かめておきましょう。

気になること確かめ方の例
夜勤があるか「夜勤のシフトは月に何回くらいありますか」
立ち仕事の長さ「1日の仕事の流れを教えていただけますか」
力仕事の多さ「重い物を運ぶ作業はどれくらいありますか」

職種そのものから探したい場合

職種の候補をもっと広げたい時は、フリーターからなれる職業で、未経験から目指せる仕事を4つの系統に分けて紹介しています。

求人と面接で確かめたいこと

先に結論

女性が正社員の求人を選ぶ時は、給与や休日だけでなく、育休・時短などの制度が実際に使われているかまで確かめておくと安心です。書いていないことは面接で聞いてかまいません。

求人票は、慣れないとどこを見ればいいか迷いますよね。次のチェックを手元に置いて、1件ずつ見てみてください。

求人票で確かめたいこと
  • 雇用形態が「正社員」と書かれているかを確認する
  • 試用期間の長さと、その間の条件を確認する
  • 年間の休日と、休みの曜日を確認する
  • 残業がどれくらいあるかを確認する
  • 育休・産休・時短勤務の制度があるかを確認する
  • 転勤や異動があるかを確認する
  • 社会保険(厚生年金・健康保険)に入れるかを確認する

面接で聞きにくいことの聞き方

『面接で休みや制度のことを聞いたら、印象が悪くならないかな』と心配になりますよね。ただ、聞き方を少し工夫すれば大丈夫です。

聞きたいこと聞き方の例
育休や時短の実際「長く働きたいので、制度を使っている方がいるか教えていただけますか」
残業「1日の仕事の流れと、忙しい時期を教えていただけますか」
休日「お休みはどのように決まりますか」
在宅勤務「在宅勤務ができるようになるのは、入社してどれくらいからですか」

面接の準備はフリーターの面接でよく聞かれる質問で詳しく紹介しています。

よくある失敗

給与の額だけで会社を選んで、休みの取り方や残業が自分の暮らしに合わなかった、という失敗があります。入社してから「こんなはずじゃなかった」とならないよう、働き方の希望に関わる条件は先に確かめておきましょう。

親の扶養に入っている場合

フリーターとして親の健康保険の扶養に入っている人は、正社員になって勤め先の健康保険に入ると、扶養から外れます。入社日の前後に手続きが必要になるので、親にも早めに伝えておきましょう。

扶養の年収の目安は原則130万円未満で、19歳以上23歳未満の人は150万円未満です(日本年金機構)。詳しくはフリーターと親の扶養で紹介しています。

正社員になるまでの進め方

先に結論

女性のフリーターから正社員を目指すなら、希望の整理、応募の準備、応募と面接、の順に3か月ほどの計画を立てると、バイトと両立しやすくなります。

『何から始めればいいか分からない』という方のために、計画の例を作ってみました。期間はあくまで目安です。

時期の目安やること
1か月目働き方の希望を2つまでに絞り、合う職種を調べる。相談先を1つ決める
2か月目履歴書を作り、志望動機の下書きを書く。求人を10件ほど見比べる
3か月目応募して面接を受ける。面接で制度や働き方を確かめる
女性のフリーターから正社員になるまでの3か月の計画の例を示した図解
最初の一歩
  1. これまでのバイトで任されたことを書き出す
  2. 働き方の希望を2つまでに絞る
  3. 希望に合う職種を3つほど選ぶ
  4. 求人を見て、確かめたい制度や条件をメモする
  5. 履歴書を作って、応募を始める

バイトを続けながら進めるコツ

就職活動は、今のバイトを続けながら進める人が多いです。収入があるので、焦って合わない会社に決めずに済みますよね。

面接の連絡は急に来ることもあるので、平日に2日ほど空けておける週の予定にしておくと動きやすくなります。シフトの組み方はバイトしながら就活する時間の使い方で紹介しています。

履歴書と志望動機で伝えること

『フリーターの期間を、履歴書でどう書けばいいの?』と迷う方も多いですよね。アルバイトの経験は、職歴として書いてかまいません。

志望動機では、働き方の希望とその会社を選んだ理由をつなげて話すと伝わりやすくなります。例えば、こんな伝え方です。

「長く働ける職場で事務の経験を積みたいと考えています。御社は研修があり、未経験から事務を任せていただける点に惹かれました」

面接官から「なぜ今、正社員を目指すのですか」と聞かれることもあります。「この先も同じ職場で経験を積みたいと思ったからです」のように、前向きな理由を1つ用意しておきましょう。書き方はフリーターの履歴書の書き方やフリーターの志望動機の書き方でも紹介しています。

年齢ごとに使える支援

年齢によって、使いやすい支援や応募の枠が変わります。

年齢の目安使いやすい支援・枠
卒業後3年以内新卒枠で応募できる会社もある(厚生労働省の指針で、卒業後少なくとも3年間は新卒枠で応募できるようにすることが求められている)
おおむね35歳未満わかものハローワーク・わかもの支援コーナーでの担当者制の相談(無料)
15〜49歳地域若者サポートステーションでの相談や講座(無料)
年齢を問わないハローワーク、ハロートレーニング(公的職業訓練)

新卒枠については、全ての会社が受け付けているわけではありません。応募したい会社の募集要項で確かめてみてください。

女性のフリーターから正社員を目指す時によくある相談

先に結論

よくある相談は「資格がなくても未経験で正社員になれる仕事はあるか」「一人暮らしを考えているけど、いつ正社員になればいいか」「20代後半からでも間に合うか」の3つです。

資格がなくても未経験で正社員になれる?

なれます。事務、販売、介護、製造、カスタマーサポートなど、未経験から応募できる正社員の求人はたくさんあります。

資格がなくても、バイトで続けてきたことを具体的に話せれば十分にアピールになります。例えば、「レジのお金の管理を任されていました」「新人の教育を担当していました」のような話です。

一人暮らしを考えている時はどうする?

実家暮らしから一人暮らしを考えている方は、正社員の内定が出て、毎月の収入の見通しが立ってから部屋を探すと安心です。収入が安定する前に引っ越すと、家賃の支払いが負担になることもあります。

順番やること
1正社員の内定を目指して就職活動をする
2入社後の手取りの見通しを立てる
3家賃と生活費の予算を決める
4引っ越しの費用を貯めてから部屋を探す

生活費の考え方はフリーターの一人暮らしで紹介しています。

20代後半からでも正社員を目指せる?

目指せます。20代後半でも、未経験歓迎の求人や、若い人向けの支援を使えるケースは多いです。

ただ、30代に近づくと、これまでの経験を活かせる職種の求人が中心になりやすくなります。バイトで任されたことを書き出して、話せる経験をまとめておくと進めやすいですよ。

フリーターの期間が長くて不利にならない?

フリーターの期間が長いと、面接でどう見られるか心配になりますよね。ただ、その期間に何をしてきたかを具体的に話せれば、受け止め方は変わってきます。

例えば、「同じお店で4年働き、シフトの調整や新人の教育を任されていました」と話せば、続けてきたことと任されてきたことが伝わります。伝え方はフリーター期間・空白期間の伝え方でまとめています。

技能を身につけてから応募する方法も

パソコンの技能などを身につけてから応募したい時は、公的な職業訓練(ハロートレーニング)を使う方法もあります。受講料は原則無料で、テキスト代は自己負担です(厚生労働省)。

結婚や将来のことを考えると迷う

『結婚したら働き方が変わるかもしれないし、今正社員になる意味はあるのかな』と迷う方もいますよね。これからの暮らし方は人それぞれなので、正解は一つではありません。

ただ、正社員として働いた経験は、この先働き方を変える時にも役立ちます。育休や時短の制度がある職場を選んでおけば、暮らしが変わっても働き続けやすくなります。

自分で探すか、相談先を使うか

先に結論

仕事探しは、自分で求人を探す方法、ハローワークで相談する方法、就職エージェントを使う方法があります。一人で進めるのが不安な時は、相談先を組み合わせて使ってみてください。

探し方向いている人できること
求人サイトで自分で探す希望の職種が決まっている人条件で絞って、自分のペースで応募する
ハローワーク地元で働きたい人求人の検索と職業相談。利用は無料
わかものハローワーク正社員を目指すおおむね35歳未満の人担当者制の相談、書類・面接の対策。利用は無料
就職エージェント職種選びや面接に不安がある人求人の紹介、書類の添削、面接対策、日程の調整

ハローワークの使い方はフリーターのハローワークの使い方でまとめています。

就職エージェントが役立つ場面

自分で求人を探すと、制度の有無や職場の雰囲気までは分かりにくいこともあります。『育休を取った人がいるか、面接で聞きにくい』という時に、担当者に相談できるのは心強いですよね。

就職エージェントでは、担当者が話を聞いて合いそうな求人を紹介してくれたり、履歴書の添削や面接の対策、面接の日程の調整を手伝ってくれたりします。

例えば、第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営する、20代に特化した就職・転職のサポートです。公式サイトでは、対象を「第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーター」としていて、未経験OKの正社員求人の紹介や、履歴書・職務経歴書の添削などを行っています。

対象になるかどうかや料金は、第二新卒エージェントneoの公式サイトで確かめてみてください。エージェントの使い方は就職エージェントとはでも紹介しています。

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フリーターからの正社員就職を相談する

20代の第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターを対象にした就職・転職のサポートです。キャリアアドバイザーとの個別相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までサポートを受けられます。対象や利用条件は公式サイトで確認してください。

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サービスの内容・対象は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

面接会場の机の上に置かれた履歴書とメモを持つ手元

よくある質問

女性のフリーターから正社員になれますか?

なれます。事務、販売、介護、製造など、未経験から応募できる正社員の求人はたくさんあります。働き方の希望を先に決めておくと、合う仕事を選びやすくなります。

女性に向いている仕事は何ですか?

性別で向き不向きが決まるわけではありません。長く続けたい、資格を取りたい、在宅も考えたいなど、自分の働き方の希望から職種を選ぶのがおすすめです。

面接で育休や時短のことを聞いてもいいですか?

聞いてかまいません。「長く働きたいので、制度を使っている方がいるか教えていただけますか」のように、働きたい気持ちと一緒に聞くと前向きに伝わります。

正社員になると親の扶養はどうなりますか?

勤め先の健康保険に入ると、親の健康保険の扶養から外れます。入社日の前後に手続きが必要になるので、早めに親に伝えておきましょう。

何から始めればいいですか?

まずは、これまでのバイトで任されたことを書き出し、働き方の希望を2つまでに絞ってみてください。そのうえで、合う職種の求人を見ていくと進めやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 女性のフリーターは少なくなく、正社員を目指す人も多い
  • 職種の名前より先に、どんな働き方をしたいかを決める
  • 育休・時短などの制度は、実際に使われているかまで確かめる
  • 希望の整理、応募の準備、応募と面接の順に3か月ほどの計画を立てる
  • 自分で探す、ハローワーク、就職エージェントを組み合わせて使える

まずは、働き方の希望を2つ書き出して、合いそうな職種の求人を見てみてください。

フリーターガイド

フリーターガイド 編集部

フリーターの意味や働き方、正社員への就職・就活の進め方、年齢や学歴ごとの動き方、年収・一人暮らし・年金や保険まで、フリーターとして働く人とこれからを考える人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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