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第二新卒とは?フリーターは第二新卒になる?

第二新卒とフリーターの違いと、自分の立ち位置の考え方を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が厚生労働省・総務省などの公的機関の公開情報と各社の公式情報、読者の声を調べて独自に執筆しています。制度や求人の条件は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。当サイトの一部の記事には就職支援サービスへのリンク(広告)を含みます。

求人サイトで「第二新卒・既卒・フリーター歓迎」という言葉を見て、『自分はどれに当たるんだろう』と迷ったことはありませんか。

結論から言うと、第二新卒フリーターかどうかは「正社員で働いたことがあるか」と「卒業してから何年たったか」の2つで考えると分かりやすくなります。

この記事を読めば、自分の立ち位置と、応募できる求人や使える支援が分かります。

目次

第二新卒とは?フリーターとの違いを先に確認

先に結論

第二新卒は、学校を卒業して一度就職し、数年のうちに転職を目指す若い人を指す言葉です。法律で決まった定義はなく、会社によって使い方に幅があります。

『第二新卒って、何年目までのこと?』と気になりますよね。実は、第二新卒は採用の場面で使われる言葉で、年数の決まりがあるわけではないんです。

一方、フリーターは統計の言葉です。総務省の労働力調査では、15〜34歳でパート・アルバイトとして働く人などを指します(男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の人)。

言葉どんな人を指すか決めているのは
新卒その年に学校を卒業する予定の人採用の慣行
第二新卒一度就職し、数年のうちに転職を目指す若い人会社ごとの使い方
既卒学校を卒業した後、正社員として就職していない人会社ごとの使い方
フリーター15〜34歳でパート・アルバイトとして働く人など総務省の統計

つまり、第二新卒とフリーターは「何を基準にした言葉か」が違います。だから、両方に当てはまる人もいるんです。

フリーターの定義そのものは、フリーターとはでくわしく紹介しています。

補足

統計の定義や求人の書き方は変わることがあります。最新の内容は、総務省統計局や各社の公式サイトで確かめてみてください。

卒業後の年数と正社員経験の2軸で、自分の立ち位置を見る

2つの質問に答えるだけで、自分の位置が分かる

「正社員で働いたことはあるか」「卒業してから3年以内か」の2つに答えると、自分が第二新卒・既卒・フリーターのどこに近いかが見えてきます。

『正社員を辞めてバイトをしている自分は、第二新卒?フリーター?』と迷う方も多いはずです。下の表で、自分に近いマスを探してみてください。

卒業後3年以内卒業後3年を過ぎている
正社員の経験がある第二新卒。今バイトならフリーターでもある若手の中途採用。今バイトならフリーターでもある
正社員の経験がない既卒。新卒枠で応募できることもある。今バイトならフリーターでもある既卒・フリーター。未経験歓迎の求人が中心
卒業後の年数と正社員経験の2軸で、第二新卒・既卒・フリーターの位置を示した図解

なぜ「卒業後3年以内」が区切りになるのか

厚生労働省の青少年雇用機会確保指針では、事業主は新卒の採用枠に、卒業後少なくとも3年間は応募できるようにするべきとされています。

ただ、これは会社に配慮を求める内容です。すべての会社が既卒者を新卒枠で受け付けるとは限らないので、求人ごとに確かめてみてください。

既卒の扱いは、既卒とフリーターの違いでくわしく紹介しています。

正社員経験があるかどうかで変わること

正社員として働いた経験があると、短い期間でも「社会人としての基本を経験した人」として見てもらいやすくなります。だから、第二新卒向けの求人に応募しやすくなるんです。

正社員の経験が無い場合は、既卒やフリーター向けの求人が中心になります。とはいえ、「第二新卒・既卒・フリーター歓迎」とまとめて募集している求人も多く見られます。

自分の立ち位置を確かめる質問
  • 学校を卒業した年はいつか
  • 正社員として雇われたことがあるか
  • 今はアルバイトやパートで働いているか
  • 応募したい求人は「新卒」「第二新卒」「既卒」「中途」のどれで募集しているか

よく迷う3つのケース

言葉の説明だけだと、自分のことに当てはめにくいですよね。よく相談に出てくる状況を、2軸の表に当てはめてみました。

状況正社員経験卒業後の年数近い立ち位置
新卒で入った会社を半年で辞め、今はバイトある3年以内第二新卒・フリーター
大学を出てからずっとバイトを続けているない3年以内既卒・フリーター
正社員を1か月で辞め、その後3年以上バイトある3年を過ぎている若手の中途採用・フリーター
専門学校を出て、就職せずにバイトだけない3年以内既卒・フリーター

『1か月で辞めたのも、正社員経験に入るの?』と思う方もいますよね。正社員として雇われていたなら、短い期間でも職歴として書けます。

ただ、短い職歴をどう見るかは会社によって違います。面接では、辞めた理由と次にどう働きたいかを、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。

第二新卒・既卒・フリーターが応募できる求人と使える支援

「枠」と「支援」をセットで考える

第二新卒、既卒、フリーターでは、応募しやすい採用の枠と、使える支援が少しずつ違います。自分の位置に合う枠から探すと、無駄な応募が減ります。

『どの求人に応募すればいいのか分からない』という方のために、立ち位置ごとに表にまとめました。

立ち位置応募しやすい枠使える支援の例
第二新卒第二新卒歓迎・若手の中途採用ハローワーク、わかものハローワーク、就職エージェント
既卒(卒業後3年以内)新卒枠(受け付けている会社)・既卒歓迎大学のキャリアセンター、わかものハローワーク、就職エージェント
フリーター(正社員経験なし)未経験歓迎・フリーター歓迎・正社員登用ハローワーク、サポステ、職業訓練、就職エージェント
フリーター(正社員経験あり)第二新卒歓迎・未経験歓迎ハローワーク、わかものハローワーク、就職エージェント

わかものハローワークは、正社員を目指すおおむね35歳未満の若者が対象で、担当者制の相談や書類・面接の対策を無料で受けられます(厚生労働省)。

第二新卒・既卒・フリーターそれぞれが応募しやすい求人の枠と、使える支援をまとめた図解

20代のうちに動くと、正社員との差が広がる前に手を打てる

厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査では、一般労働者の月の所定内給与は、20〜24歳で正社員・正職員が247.5千円、それ以外が203.5千円でした。25〜29歳では285.0千円と227.9千円です。

同じ調査では、正社員以外は20代後半からほぼ横ばいで、差は年齢が上がるほど広がっています。数字はあくまで平均ですが、早めに動く理由の1つにはなりますよね。

年齢正社員・正職員正社員・正職員以外
20〜24歳247.5千円203.5千円
25〜29歳285.0千円227.9千円

最新の数字は、厚生労働省のサイトで確かめてみてください。

中途採用との違いも知っておく

第二新卒も、採用の仕組みとしては中途採用の一部として扱われることが多いです。ただ、即戦力を求める中途採用とは違い、育てることを前提にした募集が多いのが特徴です。

フリーターが中途採用でどう扱われるかは、フリーターは中途採用?で紹介しています。

今のバイト先から正社員を目指す道もある

パートタイム・有期雇用労働法の第13条では、会社は短時間・有期で働く人が正社員になれるよう、募集の周知や転換試験などの措置をとることになっています。

正社員の募集を周知する、配置の希望を申し出る機会をつくる、転換試験の制度を設けるなどが、その例です。今の職場に制度があるか、一度確かめてみてください。

よくある失敗

「第二新卒歓迎」と書かれていると、正社員経験が無い人は応募できないと思い込んでしまうことがあります。実際には既卒やフリーターもまとめて募集している求人もあるので、応募資格の欄を読んでから判断してみてください。

第二新卒のフリーターが面接で話すこと

辞めた理由より「次にどう働きたいか」を厚めに話す

正社員を辞めてフリーターになった人は、面接で辞めた理由をよく聞かれます。ただ、会社が本当に知りたいのは、次の職場で長く働けるかどうかなんです。

『短い期間で辞めたことを、どう説明すればいいの?』と悩みますよね。結論から言うと、前の職場を悪く言わず、学んだことと次の希望をつなげると伝わりやすくなります。

例えば、こんな言い方があります。

「前の会社では、自分が向いている仕事を考えずに入社してしまいました。辞めてからアルバイトで接客を続けるうちに、人と話す仕事を長く続けたいと分かりました」

「前の職場では、仕事の進め方が自分に合わず、半年で退職しました。アルバイトをしながら考える中で、事務の仕事で正確さを活かしたいと思い、応募しました」

どちらの例も、辞めた理由は短く、次の希望を長めに話しています。この順番を意識するだけで、印象はかなり変わります。

フリーター期間を説明する時のコツ

正社員を辞めた後のアルバイト期間は、「何もしていなかった期間」ではありません。その間に何を考えて、何をしてきたかを話せると、前向きな期間として伝わります。

聞かれること答えの組み立て方
なぜ前の会社を辞めたのですか事実を短く。前の職場を悪く言わない
アルバイトの間は何をしていましたか任された仕事と、そこで分かったこと
なぜ今、正社員を目指すのですか次にやりたい仕事と、長く働きたい気持ち
また辞めてしまいませんか今回は何を確かめて応募したか

空白期間やフリーター期間の伝え方は、空白期間の伝え方でくわしく紹介しています。

面接の前に用意しておきたいこと
  • 前の会社を辞めた理由を一言で言えるようにする
  • アルバイトで任された仕事を2〜3個書き出す
  • 応募する会社を選んだ理由をメモしておく
  • 長く働くために確かめたこと(仕事内容・働き方)を言えるようにする

自分で探すか、ハローワークや就職エージェントを使うか

求人の探し方は1つに決めなくていい

第二新卒やフリーターの就職では、求人サイトで自分で探す方法、ハローワークで相談しながら探す方法、就職エージェントを使う方法があります。どれも正当な選択肢なので、自分に合うものを組み合わせてみてください。

『どれを使えばいいのか、かえって迷う』という方もいますよね。それぞれが向いている場面を表にしました。

探し方向いている人良いところ
求人サイトで自分で探す応募したい職種が決まっている自分のペースで多くの求人を見られる
ハローワーク地元で探したい・相談しながら進めたい求人の紹介や職業相談を無料で受けられる
わかものハローワークおおむね35歳未満で正社員を目指す担当者制で書類・面接の対策まで無料
就職エージェント何から始めればいいか分からない・書類や面接に不安がある求人の紹介、書類の添削、面接の対策をまとめて受けられる

就職エージェントが役に立つ場面

就職エージェントは、担当者が話を聞いて、合いそうな求人を紹介してくれるサービスです。履歴書の書き方や面接の受け答えなど、一人だと迷いやすいところを相談できます。

特に、正社員を短い期間で辞めた人は、辞めた理由の伝え方に悩みがちですよね。そういう時に、第三者に話して考えをまとめてもらえるのは心強いところです。

例えば、第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営する、20代に特化した就職・転職のサポートです。公式サイトでは、対象を「第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーター」としています。

キャリアアドバイザーとの個別の就職相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までのサポートがあります。対象かどうかや料金は、第二新卒エージェントneoの公式サイトで確かめてみてください。

PR|第二新卒エージェントneo

フリーターからの正社員就職を相談する

20代の第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターを対象にした就職・転職のサポートです。キャリアアドバイザーとの個別相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までサポートを受けられます。対象や利用条件は公式サイトで確認してください。

20代向け第二新卒エージェントneoに相談する

サービスの内容・対象は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

相談する前に準備しておくこと

ハローワークでも就職エージェントでも、最初の相談で話す内容は似ています。先にメモしておくと、短い時間でも話が進みやすくなります。

相談前の準備
  1. 卒業した学校と年、正社員で働いた期間を書き出す
  2. アルバイトで任された仕事を職場ごとに書く
  3. 前の会社を辞めた理由を一言でまとめる
  4. 次に働きたい職種と、譲れない条件を2つ決める

『まだ何も決まっていないのに相談していいの?』と思うかもしれません。決まっていないからこそ相談する、という使い方で大丈夫です。

エージェントを使う時に気をつけたいこと

エージェントに紹介された求人でも、応募するかどうかを決めるのは自分です。『紹介されたから断りにくい』と感じても、合わないと思ったら正直に伝えて大丈夫です。

ハローワークや求人サイトと並行して使う人も多いので、1つに絞らなくてもかまいません。エージェントの仕組みは、就職エージェントとはでくわしく紹介しています。

第二新卒フリーターでよくある相談

「正社員歴なし」「高卒」「応募してもいいか」の相談が多い

第二新卒やフリーターからは、正社員の経験がなくても第二新卒になるのか、という声がよく聞かれます。高卒の自分はどの枠か、歓迎と書かれた求人に応募していいか、という相談も多いです。

正社員歴がないフリーターは第二新卒になりますか

大学や専門学校を出てから正社員の経験がなく、アルバイトだけをしているという相談です。『第二新卒枠で応募できないなら、どこに応募すればいいの?』と不安になりますよね。

一般的には、正社員の経験が無い人は第二新卒より既卒やフリーターとして見られることが多いです。ただ、「第二新卒・既卒・フリーター歓迎」とまとめて募集している求人なら、応募できます。

卒業後3年以内なら、新卒枠で受け付けている会社に応募できることもあります。

高校を卒業してからフリーターです。新卒?第二新卒?

高校を卒業して就職せず、アルバイトだけを続けてきたという相談です。この場合は、正社員の経験が無いので、既卒・フリーターに近い立ち位置になります。

高卒で卒業後2年以内の人は、国家公務員の一般職(高卒者試験)を受けられることもあります(人事院の2026年度受験案内)。高卒フリーターの就職は、高卒フリーターの就職で紹介しています。

「既卒・第二新卒・フリーター歓迎」の求人に、学歴が中卒でも応募できますか

歓迎と書かれた求人に、自分の学歴でも応募していいか迷うという相談です。結論から言うと、応募資格に学歴の条件があるかどうかを見て判断します。

「学歴不問」と書かれていれば、学歴は条件になっていません。迷った時は、応募前に会社に問い合わせても大丈夫です。

求人の書き方読み取れること
学歴不問学歴を条件にしていない
高卒以上高校を卒業していることが条件
第二新卒歓迎社会人経験が短い人を受け入れている
未経験歓迎その仕事の経験が無くても応募できる

正社員を辞めてフリーターをした期間は、社会人経験に数えますか

大学を出て正社員を短い期間で辞め、何年かフリーターをしてから再び正社員になった、という相談です。『履歴書に書く社会人経験は、何年になるの?』と迷いますよね。

一般的には、正社員として雇われていた期間を職歴として書き、アルバイトの期間は「アルバイトとして働いた経験」として分けて書くことが多いです。数え方を求人で指定されている時は、その書き方に合わせてみてください。

よくある質問

第二新卒とは、卒業後何年までのことですか?

法律で決まった定義はなく、会社ごとに使い方が違います。卒業して一度就職し、数年のうちに転職を目指す若い人を指すことが多いです。応募する会社の募集要項で確かめてみてください。

フリーターは第二新卒になりますか?

正社員として働いた経験があり、卒業から年数がたっていなければ、第二新卒として応募できることが多いです。正社員の経験が無い場合は、既卒やフリーターとして見られることが多くなります。

第二新卒とはフリーターのことですか?

同じ意味ではありません。第二新卒は採用の場面の言葉、フリーターは総務省の統計の言葉です。正社員を辞めてアルバイトをしている人は、両方に当てはまることがあります。

既卒でも新卒枠で応募できますか?

厚生労働省の指針では、卒業後少なくとも3年間は新卒枠で応募できるようにするべきとされています。ただ、受け付けるかどうかは会社によって違うので、求人ごとに確かめてみてください。

第二新卒の就職で、就職エージェントは使ったほうがいいですか?

使うかどうかは自由です。書類や面接に不安がある人や、何から始めればいいか分からない人には役立ちます。ハローワークや求人サイトと並行して使う人も多いです。

まとめ

この記事の要点
  • 第二新卒は採用の場面の言葉で、法律で決まった定義はない
  • フリーターは総務省の統計の言葉で、15〜34歳のパート・アルバイトなどを指す
  • 正社員経験と卒業後の年数の2軸で、自分の立ち位置が分かる
  • 「第二新卒・既卒・フリーター歓迎」とまとめて募集している求人も多い
  • 求人サイト、ハローワーク、就職エージェントを組み合わせて探せる

まずは、卒業した年と正社員の経験を書き出して、自分の立ち位置を確かめてみてください。20代の就職の進め方は、20代フリーターの就職でまとめています。

フリーターガイド

フリーターガイド 編集部

フリーターの意味や働き方、正社員への就職・就活の進め方、年齢や学歴ごとの動き方、年収・一人暮らし・年金や保険まで、フリーターとして働く人とこれからを考える人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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