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フリーターの就職|就職先の選び方と進め方

フリーターの就職先の選び方と進め方を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が厚生労働省・総務省などの公的機関の公開情報と各社の公式情報、読者の声を調べて独自に執筆しています。制度や求人の条件は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。当サイトの一部の記事には就職支援サービスへのリンク(広告)を含みます。

フリーターから就職しようと求人を見始めたものの、数が多すぎて『どれに応募すればいいの?』と手が止まっていませんか。

結論から言うと、フリーターの就職は「未経験歓迎」「研修あり」「正社員採用」の3つの条件で就職先を絞り、週ごとの計画を立てて動くと進めやすくなります。

この記事を読めば、求人の選び方と、就職活動をどのくらいの期間でどう進めるかが分かります。

目次

フリーターの就職、まず何から決める?

先に結論

フリーターが就職する時は、「どんな働き方をしたいか」を先に決めてから、仕事と会社を選ぶ順番にすると迷いにくくなります。

求人サイトを開くと、職種も会社も数えきれないほど出てきますよね。何も決めずに眺めていると、時間だけが過ぎてしまいがちです。

そこで、就職先を決める前に、次の3つを順番に考えておくのがおすすめです。

順番決めること例
1どんな働き方をしたいか正社員で、土日休みがいい/シフト制でもいい
2どんな仕事をしたいか人と話す仕事/黙々と作業する仕事/体を動かす仕事
3どんな条件なら通えるか家から1時間以内、夜勤なし、転勤なし

この3つが決まると、求人を見た時に「これは違う」「これは見てみたい」とすぐ判断できるようになります。

「やりたいこと」が分からなくても大丈夫

『やりたい仕事なんて特にない』という方も多いはずです。実は、それで就職できないわけではありません。

やりたいことが浮かばない時は、「これまでのバイトで苦にならなかったこと」から考えてみてください。例えば、こんな問いかけが手がかりになります。

  • お客さんと話すのと、裏で作業するのはどちらが楽だった?
  • 立ち仕事と座り仕事、どちらが続けやすかった?
  • 決まった手順の仕事と、毎日違う仕事、どちらが好き?

見落としやすい「通える条件」

仕事の中身ばかり見て、通勤や休日の形を後回しにしてしまう人は少なくありません。入ってから『思っていた働き方と違う』とならないよう、次の点も最初に決めておきましょう。

条件決めておきたいこと求人票で見る欄
通勤片道にかけられる時間、車や自転車で通えるか勤務地、交通手段
勤務時間日勤だけか、夜勤や交代制でもいいか就業時間
休日土日休みがいいか、平日休みでもいいか休日・休暇
転勤地元を離れてもいいか勤務地、転勤の有無
住まい実家から通うか、寮や社宅を使うか福利厚生

全部を理想どおりにするのは難しいので、「これだけはゆずれない」ものを1つか2つ決めておくのがコツです。

正社員になるまでの進め方の全体は、フリーターから正社員になるにはで年齢や職歴ごとに紹介しています。フリーターという言葉の意味はフリーターとはを見てみてください。

就職先を「未経験歓迎・研修あり・正社員採用」で絞る

3つの条件がそろう求人から見ていく

フリーターの就職で最初に見たいのは、未経験から始められて、仕事を教えてもらえて、正社員として雇われる求人です。この3つで絞ると、候補がぐっと見やすくなります。

就職先を探す時、条件を何も付けずに探すと、経験者向けの求人もたくさん混ざってきます。まずは次の3つの条件で絞り込んでみましょう。

就職先を絞る3つの条件
  • 未経験歓迎(または経験不問)と書かれているか確かめる
  • 研修や教育の仕組みがあると書かれているか確かめる
  • 雇用形態が正社員(期間の定めなし)になっているか確かめる
就職先を未経験歓迎・研修あり・正社員採用の3つの条件で絞る考え方の図解

求人票の言葉はこう読む

求人票には、似たような言葉がたくさん並んでいます。『未経験OKと経験不問って同じ?』と迷うこともありますよね。よく見かける言葉の読み方をまとめておきます。

求人票の言葉読み取れること確かめたいこと
未経験歓迎、未経験OK経験がなくても応募できる入社後にどんな形で仕事を覚えるか
経験不問経験の有無で選ばない応募の条件に資格や免許がないか
学歴不問学歴で応募を制限していないほかの応募条件
研修あり入社後に研修の期間がある研修の長さ、研修中の給与
OJTあり現場で先輩に教わりながら覚える誰に教わるか、一人で任されるまでの期間
正社員登用あり最初は契約社員などで、後で正社員を目指す登用の条件と、いまの雇用形態
フリーター歓迎フリーターからの応募を受け付けている正社員としての採用か

特に気をつけたいのが「正社員登用あり」です。最初から正社員ではなく、契約社員やアルバイトで入る求人のこともあるので、雇用形態の欄を先に見ておきましょう。

もう1つ見ておきたいのが、試用期間です。正社員の求人でも、最初の数か月は試用期間として給与や条件が違うことがあります。求人票に書かれていない時は、面接で「試用期間中の条件は本採用と同じですか?」と聞いてみてください。

3つがそろわない時の考え方

3つの条件が全部そろう求人だけだと、候補が少ない地域もあります。そんな時は、優先する順番を決めておくと判断しやすいです。

当てはまる条件考え方
3つともそろうまず応募したい候補
未経験歓迎と正社員採用だけ研修の代わりに、どう仕事を覚えるかを面接で聞く
研修ありと正社員採用だけ必要な経験や資格が何かを確かめて、足りなければ準備する
未経験歓迎と研修ありだけ雇用形態と、正社員になる道があるかを確かめる

求人の探し方と見分け方は、フリーター歓迎の正社員求人の探し方でさらに詳しく紹介しています。

よくある失敗

給与や休日の数字だけで応募先を決めて、入ってから「仕事を教えてもらえる人がいない」と困ることがあります。研修や教育の仕組みは、応募の前か面接で確かめておきましょう。

フリーターから就職しやすい仕事の選び方

アルバイトの経験とつながる仕事は、話しやすく選ばれやすい

未経験からの就職では、これまでのアルバイトで身についたことを生かせる仕事を選ぶと、志望理由も面接の話もまとめやすくなります。

『フリーターが就職しやすい仕事って、どんな仕事?』と気になりますよね。会社がフリーターを採用する時は、経験よりも「続けられそうか」「教えたら伸びそうか」を見ることが多いです。

だからこそ、アルバイトの経験と応募先の仕事がつながっていると強いんです。

アルバイトの経験生かしやすい仕事の例面接で話せること
飲食店・販売店の接客営業、販売の正社員、店舗の運営お客さんへの声かけ、混雑時の対応
コンビニ・スーパー小売の正社員、物流の管理品出し、発注の手伝い、シフトの調整
倉庫・軽作業製造、物流、倉庫の管理正確さ、体力、手順を守ること
コールセンター営業事務、カスタマーサポート言葉づかい、聞き取り、記録
塾講師・家庭教師教育サービス、営業説明の工夫、相手に合わせること
介護の補助介護職利用者さんとの関わり、気配り

例えば、飲食店で新人スタッフに仕事を教えていた人なら、「人に教えること」は営業や販売の仕事でも生かせます。面接ではこんなふうに話せますよ。

「アルバイトで新人さんの教育を任されていました。相手が分かるまで説明を工夫するのが好きなので、お客様に商品を説明する仕事に挑戦したいです」

未経験から目指せる仕事の一覧は、フリーターからなれる職業で紹介しています。

フリーター期間は面接でどう話す?

面接では、『フリーターの間は何をしていましたか』と聞かれることがあります。ここで大事なのは、ごまかさずに、続けてきたことを具体的に話すことなんです。

例えば、こんな答え方があります。

「卒業後は、飲食店のアルバイトを2年続けてきました。途中からは開店準備とシフトづくりの手伝いも任されるようになりました」

期間の長さよりも、その間に何をしてきたか、これからどう働きたいかが伝わると、聞く側も安心します。書類と面接での伝え方はフリーター期間・空白期間の伝え方でも紹介しています。

資格は先に取るべき?

『就職の前に資格を取ったほうがいいのかな』と悩む方もいますよね。結論から言うと、応募の条件に資格がある仕事以外は、先に資格を取らなくても就職活動は始められます。

資格の勉強を理由に就職活動を先のばしにするより、応募と並行して進めるほうが時間をむだにしません。

補足

仕事に必要な知識を身につけたい時は、ハロートレーニング(公的職業訓練)も選べます。受講料は原則無料で、テキスト代は自己負担です(厚生労働省)。

就職活動の期間の目安と週ごとの計画表

8週間を1つの区切りにすると動きやすい

就職活動にかかる期間は人によって違いますが、準備から内定までを8週間くらいの区切りで考えると、毎週やることがはっきりします。

『就職活動ってどれくらいかかるの?』という疑問はよく聞きます。応募する数や地域、面接の日程で変わるので、決まった期間はありません。

ただ、ゴールを決めずに始めると、ずるずる長引いてしまいがちです。下は、アルバイトを続けながら進める場合の計画表の例です。

週やることこの週のゴール
1週目これまでの仕事を書き出し、働き方・仕事・条件を決める希望の条件を3つ決める
2週目探し方を決めて、ハローワークや就職エージェントに相談する相談先を1つ以上決める
3週目履歴書を作り、見てもらって直す応募できる履歴書が完成する
4週目3つの条件で求人を絞り、5社ほどに応募する応募を5社出す
5週目面接の練習をし、書類選考の結果を見て追加で応募する面接の予定が入る
6週目面接を受け、振り返って答え方を直す面接を2社以上受ける
7週目二次面接や追加の応募を進める選考中の会社を絶やさない
8週目内定が出たら条件を確かめ、バイト先に退職の日を伝える入社日が決まる
アルバイトを続けながら8週間で就職活動を進める週ごとの計画表の図解

計画どおりにいかない週があっても大丈夫です。遅れたら、次の週にやることを1つ減らして、全体の流れを止めないようにしましょう。

計画が止まりやすい所と立て直し方

就職活動が長引く時は、どこかの段階で止まっていることが多いです。いまどこで止まっているかを見て、立て直してみてください。

止まっている所よくある理由立て直し方
応募の前求人を選びきれない3つの条件のうち2つ以上そろう求人に絞る
書類選考職歴欄が短く、仕事の中身が伝わらないアルバイトで任された仕事を書き足して、誰かに見てもらう
一次面接志望理由がどの会社でも言える話になっているアルバイトの経験と応募先の仕事をつなげて話す
内定の前1社ずつ結果を待っている選考中の会社を常に2〜3社持っておく

バイトをしながら時間をつくるコツ

アルバイトのシフトが多いと、就職活動の時間がとれないこともありますよね。そんな時は、週に1日だけ「就活の日」を決めてしまう方法があります。

就活の時間をつくる手順
  1. 1か月先までのシフトを見て、就活に使う日を週1日決める
  2. 面接が入りやすい平日の昼間に、半日あけられる日をつくる
  3. 移動時間に求人のチェックや応募の連絡をすませる
  4. 面接の日が決まったら、早めにシフトの相談をする

就職活動の全体の進め方はフリーターの就活で、始め方から順番に紹介しています。

自分で探すか、ハローワークや就職エージェントを使うか

どの方法も正しい選択肢。合うものを組み合わせる

自分で求人サイトを使う、ハローワークに相談する、就職エージェントに紹介してもらう。どれを選んでも、フリーターからの就職はできます。

『自力で探すのと、エージェントを使うのはどっちが早い?』という相談はよくあります。正直なところ、人によって違うんです。

方法向いている人
求人サイトで自分で探す希望がはっきりしていて、自分のペースで進めたい人
ハローワーク・わかものハローワーク地元で探したい人、窓口で直接相談したい人
就職エージェント求人選びに迷っている人、書類や面接の準備を手伝ってほしい人

ハローワークでは、正社員を目指すおおむね35歳未満の人向けに、わかものハローワークやわかもの支援コーナーがあります。担当者制の職業相談や応募書類・面接対策を無料で受けられます(厚生労働省)。

就職エージェントでは、担当者が希望を聞いて求人を紹介し、書類の添削や面接対策、企業との日程調整まで手伝ってくれます。アルバイトで忙しく、企業とのやりとりを任せたい人には特に助かる場面が多いです。

例えば、第二新卒エージェントneoは、20代に特化した就職・転職のサポートです。対象は第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターで、個別の就職相談や書類の添削、未経験OKの正社員求人の紹介を受けられます。

対象かどうかは第二新卒エージェントneoの公式サイトで確かめてみてください。ハローワークや求人サイトと組み合わせて使っても大丈夫です。

PR|第二新卒エージェントneo

フリーターからの正社員就職を相談する

20代の第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターを対象にした就職・転職のサポートです。キャリアアドバイザーとの個別相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までサポートを受けられます。対象や利用条件は公式サイトで確認してください。

20代向け第二新卒エージェントneoに相談する

サービスの内容・対象は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

就職エージェントを使う時の流れは、就職エージェントとはで詳しく紹介しています。

フリーターの就職でよくある相談

「探し方」と「就職した後」の相談が多い

フリーターの就職については、どの方法で探すか、アプリでいいのか、就職した後に迷った時どうするかといった相談がよく寄せられます。

自力で就職先を探すのは難しいですか?

自分だけで就職先を探して就職するのは難しいのか、エージェントのほうが早いのか、という相談です。『一人だと不安』という気持ちはよく分かります。

自力でも就職はできます。ただ、求人選びに時間がかかっていたり、書類選考がなかなか通らなかったりするなら、ハローワークや就職エージェントに一度見てもらうと、つまずいている所に気づきやすくなります。

転職アプリで就職先を探してもいいですか?

フリーターから就職する時に、転職アプリを使ってもいいのかという相談です。結論から言うと、使ってかまいません。

アプリでも「未経験歓迎」「正社員」などの条件で絞り込めるものが多いです。この記事の3つの条件で絞って、気になる求人を保存しておくところから始めてみてください。

就職したけれど、フリーター時代に戻りたくなります

フリーターから就職したものの、正直フリーターの頃に戻りたい、という相談です。働き方が大きく変わると、そう感じるのは自然なことです。

まずは、何がつらいのかを書き出してみてください。仕事の量なのか、人間関係なのか、時間の自由がないことなのかで、相談する相手も変わります。

『辞めたい』気持ちが強い時でも、すぐに決めず、上司や人事、家族に一度話してから考えるのがおすすめです。つらさが続く時は、医療機関や公的な相談窓口に相談してみてください。

遠くの県で就職して一人暮らしをしたいけれど、貯金がありません

地元を出て就職し、一人暮らしを始めたいけれど貯金がない、という相談です。

この場合は、寮や社宅のある求人、引っ越しの費用を補助してくれる求人から探すのも一つの方法です。求人票の「福利厚生」の欄を見て、気になる点は応募の前に問い合わせてみましょう。

いまのアルバイト先で正社員になれますか?

アルバイトで働いている職場が気に入っていて、そのまま正社員になれないか、という相談です。仕事にも人にも慣れている職場なら、考えてみる価値は十分あります。

まずは、正社員登用の制度があるか、店長や人事に聞いてみてください。パートタイム・有期雇用労働法では、会社は短時間・有期雇用で働く人が正社員になれるよう、募集の内容を知らせるなどの措置を取ることになっています。

ただ、制度の条件や時期は会社ごとに違います。聞き方のコツは正社員登用制度とはで紹介しています。

よくある質問

フリーターの就職で、最初にやることは何ですか?

働き方・仕事・通える条件の3つを先に決めることです。決まると、求人を見た時に応募するかどうかをすぐ判断できるようになります。

フリーターが就職する時、どんな求人を選べばいいですか?

「未経験歓迎」「研修あり」「正社員採用」の3つがそろう求人から見ていくのがおすすめです。そろわない時は、優先する条件を決めておきましょう。

フリーターからの就職活動はどれくらいかかりますか?

決まった期間はありません。準備から内定までを8週間くらいの区切りで計画すると、毎週やることがはっきりして進めやすくなります。

就職活動中もアルバイトは続けていいですか?

続けてかまいません。週に1日だけ就活の日を決めるなど、シフトと両立できる計画を立てるのがおすすめです。

卒業してすぐのフリーターでも新卒枠で就職できますか?

応募できる会社があります。厚生労働省の指針では、会社は卒業後少なくとも3年間は新卒採用の枠に応募できるようにするべきとされています。ただ、全ての会社が受け付けているわけではないので、募集要項の「既卒可」の表記を確かめてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • フリーターの就職は、働き方・仕事・条件の順に決めると迷いにくい
  • 就職先は「未経験歓迎・研修あり・正社員採用」の3つの条件で絞る
  • 「正社員登用あり」は最初の雇用形態を先に確かめる
  • アルバイトの経験とつながる仕事は、志望理由や面接の話をまとめやすい
  • 就職活動は8週間くらいの計画表で、毎週のゴールを決めて進める
  • 自分で探す、ハローワーク、就職エージェントを組み合わせてよい

まずは計画表の1週目、働き方・仕事・条件の3つを紙に書き出すところから始めてみてください。

フリーターガイド

フリーターガイド 編集部

フリーターの意味や働き方、正社員への就職・就活の進め方、年齢や学歴ごとの動き方、年収・一人暮らし・年金や保険まで、フリーターとして働く人とこれからを考える人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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