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フリーターの就活|始め方と進め方の全体像

フリーターの就活を準備・応募・面接・内定の4段階と週ごとの計画で進める方法を紹介する記事のアイキャッチ

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『正社員になりたいけど、就活って何から始めればいいの?』と手が止まっている方も多いはずです。学校の就職課がない分、フリーターの就活は全体の流れが見えにくいですよね。

結論から言うと、フリーターの就活は「準備・応募・面接・内定」の4段階に分けて、週ごとにやることを決めると進めやすくなります。

この記事を読めば、3か月の計画の立て方と、段階ごとのつまずきやすい点の対処が分かります。

目次

フリーターの就活は4段階で考える

先に結論

フリーターの就職活動は、準備、応募、面接、内定の4つの段階に分けられます。今どの段階にいるかが分かると、次にやることがはっきりします。

就活というと、『とにかく応募しないと』と焦ってしまいがちですよね。でも、準備をしないまま応募すると、書類や面接で同じところでつまずきやすいんです。

まずは4つの段階で、それぞれ何をするのかを見ておきましょう。

段階やること終わりの目安
準備経験の書き出し、希望の仕事を決める、履歴書と職務経歴書を作る応募できる書類がそろう
応募求人を探して比べる、条件に合う求人に応募する面接の予定が入る
面接受け答えの準備、面接、結果をふり返る内定が出る
内定条件を確かめる、入社日を決める、バイト先に伝える入社の日が決まる

準備にいちばん時間をかける

4つの中で、いちばん大事なのが準備の段階です。ここで自分の経験を言葉にしておくと、書類にも面接にもそのまま使えます。

準備といっても、難しいことはありません。アルバイトで任された仕事と、工夫したことを書き出すところから始めてみてください。

準備の段階でやっておきたいこと
  • アルバイトの経験を、働いた場所ごとに書き出す
  • 続けられそうな仕事と、避けたい働き方をメモする
  • 正社員を目指す理由を、自分の言葉で書いておく
  • 履歴書の写真を用意する
  • 面接に着ていく服をそろえる

就活を始める前に決めておく3つのこと

準備の段階に入る前に、次の3つだけは先に決めておくと迷いが減ります。全部をきっちり決める必要はなく、今の時点の考えで大丈夫です。

決めておくこと考え方の例
どんな働き方をしたいか正社員で入りたい、まずは登用ありの求人でもいい
避けたいこと転勤は避けたい、夜勤のない仕事がいい
いつまでに決めたいか3か月後の月末までに内定をもらう

『やりたい仕事が分からないから、決められない』という方もいますよね。そんな時は、やりたいことより「これなら続けられそう」という基準で考えてみてください。

アルバイトで褒められたことや、苦にならなかった作業が手がかりになります。例えば、人と話すのが苦にならないなら接客や営業、黙々と作業するのが得意なら製造や事務、のように考えられます。

最初の一歩の踏み出し方は、就活のやり方がわからないフリーターへでくわしく紹介しています。

3か月の就活計画表(週ごと)

週ごとに「これだけやる」を決めておく

バイトをしながらの就活は、時間が細切れになりがちです。週ごとにやることを決めておくと、忙しい週でも止まらずに進められます。

『計画を立てても、結局その通りにいかない』という方もいますよね。だからこそ、1週間でやることを少なめに決めておくのがコツなんです。

下の表は、3か月で内定を目指す場合の計画の例です。人によって進み方は違うので、自分のペースに合わせて前後させてみてください。

時期段階その週にやること(例)
1か月目 第1週準備アルバイト経験の書き出し、正社員を目指す理由のメモ
1か月目 第2週準備希望の業種と職種、働く場所の条件を決める
1か月目 第3週準備履歴書と職務経歴書の下書きを作る
1か月目 第4週準備書類を見直す。ハローワークやエージェントに相談する
2か月目 第1週応募求人を探して比べ、応募先の候補を並べる
2か月目 第2週応募候補の中から数社に応募する
2か月目 第3週面接面接の受け答えを声に出して練習する。追加で応募する
2か月目 第4週面接面接を受け、うまく答えられなかった質問をメモする
3か月目 第1週面接答え方を直して、次の面接に臨む
3か月目 第2週面接二次面接や最終面接を受ける
3か月目 第3週内定内定の条件を確かめ、入社日を相談する
3か月目 第4週内定バイト先に退職の相談をし、引き継ぎをする
フリーターの就活を準備・応募・面接・内定の4段階で3か月に分けた計画表の図解

計画どおりに進まない時は

シフトが急に増えたり、書類選考がなかなか通らなかったりして、計画がずれることもありますよね。そんな時は、計画を捨てずに1週ずつ後ろにずらせば大丈夫です。

大切なのは、毎週なにか1つは前に進めることです。「今週は求人を3件読むだけ」でも、止まっているよりずっと前に進んでいます。

補足

バイトの日と就活の日をどう分けるかは、バイトしながら就活する時の時間の使い方で、1週間の組み方の例と一緒に紹介しています。

段階ごとにつまずきやすい点と対処

つまずく場所は、だいたい決まっている

フリーターの就活では、準備で書くことが見つからない、応募先が決められない、面接で理由をうまく話せない、内定後に迷う、の4つでつまずく人が多いです。

実は、どの段階でつまずくかが分かれば、対処の仕方もはっきりするんです。下の表で、自分に近いものを探してみてください。

段階つまずきやすい点対処の例
準備書類に書くことが見つからない1日の仕事の流れを朝から順にメモする
応募どの求人に応募すればいいか決められない雇用形態・研修・勤務地など条件を3つにしぼる
面接なぜ正社員になりたいのかうまく言えない理由を1文にまとめて声に出して練習する
内定本当にここでいいのか迷う労働条件を求人票と照らし合わせる

準備:書類に書くことが見つからない

『バイトしかしてないから、書くことがない』と感じる方は多いですよね。でも、レジや品出しのような毎日の仕事も、書き方しだいで立派な経験になります。

例えば「レジをしていた」ではなく、「レジと発注を担当し、夕方の時間帯は店を任されていた」と書くと伝わり方が変わります。履歴書の書き方はフリーターの履歴書の書き方で紹介しています。

応募:応募先が決められない

求人をたくさん見ているうちに、何を基準に選べばいいか分からなくなることもあります。そんな時は、条件を3つだけ決めて、それ以外は気にしすぎないようにしてみてください。

例えば「正社員で入れる」「研修がある」「家から通える」の3つです。求人票の見方はフリーター歓迎の正社員求人の探し方でくわしく紹介しています。

応募:書類選考がなかなか通らない

応募しても書類で止まってしまう時は、応募先と書類のどちらかに原因があることが多いです。『何がいけないのか分からない』と悩む前に、次の点を見直してみてください。

書類で止まった時の見直し
  • 応募先の仕事に近い経験を、書類の最初のほうに書いているか
  • 正社員を目指す理由が、応募先ごとに少しずつ書き分けてあるか
  • 応募が集まりやすい職種ばかりに偏っていないか
  • 誤字や、期間の書き間違いがないか

面接:正社員になりたい理由をうまく話せない

面接では、「なぜフリーターから正社員になろうと思ったのか」をよく聞かれます。ここで黙ってしまうと、ほかの答えまで崩れやすいんです。

答えは、きっかけと、これからやりたいことの2つを入れると話しやすくなります。例えば、こんな形です。

「アルバイトで新人の方に仕事を教えるうちに、もっと責任のある立場で働きたいと思うようになりました」

「長く働いて仕事を覚え、任される範囲を広げていきたいと考えています」

面接の受け答えは、フリーターの面接でよく聞かれる質問でくわしく紹介しています。

内定:本当にここでいいのか迷う

内定が出たのに、『もっといい会社があるかも』と迷うこともありますよね。そう思うのは自然なことです。

迷った時は、最初に決めた3つの条件を満たしているかを見てみてください。満たしているなら、入ってから仕事を覚えていく道も十分に考えられます。

よくある失敗

内定の連絡にすぐ返事ができず、そのまま期限が過ぎてしまうことがあります。迷う時は「〇日までにお返事してもよろしいでしょうか」と、返事の期限を自分から確かめておきましょう。

新卒の就活と、フリーターの就職活動の違い

フリーターの就活は「時期が決まっていない」のが特徴

新卒の就活は、学校や会社の日程に合わせて一斉に進みます。フリーターの就職活動は、自分で始める時期を決めて、通年の求人に応募することが多いです。

『新卒の時みたいに説明会から始めるの?』と迷う方もいますよね。実は、フリーターの就活は進め方がかなり違うんです。

フリーターの就活で進めやすいところ
  • 始める時期を自分で決められる
  • 通年で募集している求人に応募できる
  • アルバイトの経験を話せる
フリーターの就活で大変なところ
  • 学校の就職課のような窓口がない
  • 日程を自分で組む必要がある
  • 正社員を目指す理由を聞かれやすい

卒業後3年以内なら新卒枠も使える

厚生労働省の青少年雇用機会確保指針では、事業主は卒業後少なくとも3年間は新卒枠に応募できるようにするべきとされています。卒業してまもないフリーターなら、新卒向けの求人にも応募できることがあります。

ただ、これは会社に配慮を求める内容なので、すべての会社が受け付けるとはかぎりません。募集要項の「既卒可」「卒業後3年以内」の書き方を確かめてみてください。

くわしくは既卒とフリーターの違いで紹介しています。

「入社可能日」を聞かれる

フリーターの就活では、書類や面接で「いつから働けますか」と聞かれることがよくあります。バイトの退職には引き継ぎの時間も必要なので、少し余裕を見た日を伝えておくと安心です。

状況伝え方の例
バイトを続けている「内定をいただいてから1か月ほどで入社できます」
すぐに辞められる「〇月〇日から入社できます」
まだ決めていない「バイト先と相談して、早めにお伝えします」

「正社員登用」という進め方もある

新卒とも中途とも違う道として、今のバイト先の正社員登用を目指す方法もあります。パートタイム・有期雇用労働法の第13条では、会社は短時間や有期で働く人が正社員になれるよう、何らかの措置をとることになっています。

登用の仕組みがあるか、どんな条件かは会社によって違います。店長や人事の担当に、一度聞いてみてください。

自分で進めるか、ハローワークや就職エージェントを使うか

1人で進めるのが不安なら、相談できる窓口を使う

フリーターの就活は、自分で求人サイトを使って進める、ハローワークで相談する、就職エージェントに手伝ってもらう、の3つの方法があります。組み合わせて使ってもかまいません。

自分で進めると、好きな時に好きな求人を見られるのが良いところです。一方で、書類の書き方や面接の練習を見てくれる人がいないのが悩みどころですよね。

進め方得意なこと向いている人
自分で求人サイトを使う自分のペースでたくさんの求人を見比べられる希望がある程度決まっている人
ハローワーク・わかものハローワーク地元の求人が多く、窓口で無料で相談できる家の近くで探したい人、直接話したい人
就職エージェント求人の紹介、書類の添削、面接対策、日程の調整をしてもらえる何から始めればいいか迷っている人

わかものハローワークは、正社員を目指すおおむね35歳未満の若者が対象で、担当者制の相談や応募書類・面接の対策を無料で受けられます(厚生労働省)。使い方はフリーターのハローワークの使い方で紹介しています。

フリーターの就活で自分で進める方法・ハローワーク・就職エージェントの違いを比べた図解

就職エージェントが役立つ場面

就職エージェントは、担当のアドバイザーと一緒に就活を進めるサービスです。次のような場面で特に助けになります。

エージェントに相談すると楽になる場面
  • 計画を立てても、1人だと続かない
  • 履歴書や職務経歴書を誰かに見てほしい
  • 未経験から応募できる正社員の求人を知りたい
  • 面接の練習をしたい
  • バイトがあって、面接の日程を組むのが大変

例えば、第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営する20代に特化した就職・転職のサポートです。公式サイトでは、対象として第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターが挙げられています。

個別の就職相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までサポートしてもらえます。求職者は無料で使えるとされていますが、対象かどうかや料金は第二新卒エージェントneoの公式サイトで確かめてみてください。

紹介された求人が合わないと思ったら、断っても問題ありません。ハローワークと並行して使う人もいます。

PR|第二新卒エージェントneo

フリーターからの正社員就職を相談する

20代の第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターを対象にした就職・転職のサポートです。キャリアアドバイザーとの個別相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までサポートを受けられます。対象や利用条件は公式サイトで確認してください。

20代向け第二新卒エージェントneoに相談する

サービスの内容・対象は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

エージェントの使い方の流れは、就職エージェントとは?で紹介しています。

フリーターの就活でよくある相談

周りの目、相談先の選び方、アルバイトとの両立の相談が多い

就活中のフリーターからは、周りに応援してもらえない、最初からアドバイザーを使うべきか、新しいバイトの面接で就活のことを話すか、という相談がよく寄せられます。

就活を始めたのに、周りに歓迎されていません

フリーターから就職活動を始めたのに、周りの反応がよくなくて不安になったという相談です。『自分が間違っているのかな』と思ってしまいますよね。

正社員を目指して動き出したこと自体は、前向きな一歩です。周りの声が気になる時は、ハローワークやサポステのような、就活の相談を受けてくれる場所で話してみるのも一つの方法です。

地域若者サポートステーションは、働くことに悩みを抱えている15歳から49歳が対象で、利用は無料です(サポステ公式)。気持ちのつらさが続く時は、医療機関や公的な相談窓口に相談してみてください。

最初からアドバイザーに頼ったほうがいい?

フリーターの就活は、最初からフリーター向けのアドバイザーを使うのが正解なのか、という相談です。結論から言うと、どちらでも進められます。

自分で書類を作ってから相談すると、話が具体的になって相談しやすくなります。反対に、何から始めればいいか分からない時は、最初に相談してから計画を立てる方法もあります。

今の状態進め方の目安
希望の仕事がある程度決まっている自分で書類を作ってから、相談で見てもらう
何から始めればいいか分からない先に相談して、計画を一緒に立てる
応募しても書類で落ちる書類の添削を受けて、書き方を見直す

エージェントを使えば早く内定が出る?

転職エージェントなどを使うと内定まで早いと聞いたけれど本当か、という相談です。かかる期間は、応募する数や書類の準備、面接の日程で人によって変わります。

エージェントを使うと、求人探しや日程の調整を手伝ってもらえる分、時間の負担は軽くなります。ただ、早さだけで決めず、紹介された求人の条件を自分でも確かめてから応募しましょう。

就活の面接に向かう前に机の上で書類とスケジュールを確かめる手元

新しいバイトの面接で、就活中だと言うべき?

就活中に新しいアルバイトを探していて、面接で就活のことを話すか迷うという相談です。シフトの都合に関わるので、聞かれた時は正直に伝えておくのがおすすめです。

例えば「正社員の仕事を探していて、面接の日は休みをいただくことがあります」と伝えておくと、後でシフトの相談がしやすくなります。

よくある質問

フリーターの就活は何から始めればいいですか?

アルバイトの経験を書き出すところから始めるのがおすすめです。任された仕事と工夫したことが分かると、履歴書や面接でそのまま使えます。

フリーターの就活にはどのくらいの期間がかかりますか?

人によって大きく違います。この記事では3か月の計画の例を紹介していますが、自分のペースに合わせて前後させてかまいません。

卒業してからの就職活動でも、新卒の枠に応募できますか?

厚生労働省の指針では、卒業後少なくとも3年間は新卒枠に応募できるようにするべきとされています。ただ、受け付けるかは会社によるので、募集要項で確かめてみてください。

バイトは辞めてから就活したほうがいいですか?

続けながら進める人が多いです。収入が途切れないので、焦って合わない会社に決める心配が減ります。

まとめ

この記事の要点
  • フリーターの就活は、準備・応募・面接・内定の4段階で考える
  • 週ごとにやることを決めた計画表があると、バイトをしながらでも進めやすい
  • つまずく場所は段階ごとに決まっているので、対処も先に知っておく
  • 卒業後3年以内なら、新卒枠に応募できる会社もある
  • 自分で進める、ハローワーク、就職エージェントは組み合わせて使ってよい

まずは今週、アルバイトの経験を書き出すところから始めてみてください。フリーターの基本はフリーターとはにまとめています。

フリーターガイド

フリーターガイド 編集部

フリーターの意味や働き方、正社員への就職・就活の進め方、年齢や学歴ごとの動き方、年収・一人暮らし・年金や保険まで、フリーターとして働く人とこれからを考える人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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