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フリーターの一人暮らし|部屋探しと生活費の考え方

フリーターの一人暮らしの部屋探しと生活費の考え方を紹介する記事のアイキャッチ

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『フリーターで一人暮らしって、審査に通るのかな』『バイトの収入でやっていけるの?』と、部屋探しの前から不安になっていませんか。

結論から言うと、フリーターの一人暮らしは、入居審査で見られることを知って書類をそろえ、月の家計表で「払える家賃」を先に決めておけば、無理なく始められます。

この記事を読めば、部屋探しの準備と、毎月の生活費の考え方、一人暮らしで必要になる手続きが分かります。

目次

フリーターでも一人暮らしはできる?

先に結論

フリーターで一人暮らしをしている人はたくさんいます。大事なのは、収入に合った家賃の部屋を選ぶことと、引っ越しの費用を先に用意しておくことです。

『フリーターだと部屋を貸してもらえないんじゃ…』と心配する方は多いですよね。でも、アルバイトで収入があれば、部屋を借りることはできます。

ただ、正社員に比べて、審査でたずねられることが増えたり、保証会社の利用を求められたりすることはあります。だからこそ、準備しておけば大丈夫なんです。

一人暮らしを始める前に、次の3つを決めておきましょう。

決めること中身決め方
毎月の収入手取りでいくら入るか給与明細の直近3か月を見る
払える家賃家賃と管理費を合わせていくらまでか月の家計表から逆算する
引っ越しの費用初期費用と家具・家電の費用物件の見積もりで確かめる

自分の年収や月収の出し方は、フリーターの年収で時給と時間から計算する方法を紹介しています。

実家暮らしのフリーターも多い

『フリーターの人ってみんな実家暮らしなの?』という声も聞きます。実家で暮らす人もいれば、一人暮らしをしている人もいて、どちらも普通の選び方です。

実家で暮らしながら引っ越しの費用を貯めてから一人暮らしを始める、という順番もあります。焦らずに、自分のペースで考えてみてください。

入居審査で見られることと準備する書類

審査では「家賃を払い続けられるか」を見られる

入居審査では、収入の安定、勤め先、保証人や保証会社のことなどを見て、家賃を払い続けられるかが判断されます。書類をそろえて、聞かれたことに正直に答えれば大丈夫です。

部屋を借りる時は、申込書を出したあとに、大家さんや管理会社、保証会社による入居審査があります。『何を見られるのか分からなくて怖い』という方のために、よく見られることをまとめました。

見られること中身フリーターができる準備
収入家賃に対して収入が足りているか給与明細や源泉徴収票を用意する
勤め先と働いている期間どこで、どれくらい続けて働いているか勤め先の名前・住所・電話番号を正しく書く
連帯保証人家賃を払えない時に代わりに払う人がいるか親など頼める人に先に相談しておく
保証会社保証会社の審査に通るか保証会社の利用を前提に物件を選ぶ
申込書の中身書かれたことに食い違いがないか勤め先や収入を正直に書く
フリーターの一人暮らしで入居審査に見られることと準備する書類の図解

そろえておきたい書類

審査の時には、いくつかの書類を出すように言われます。部屋を見に行く前にそろえておくと、気に入った部屋にすぐ申し込めますよ。

部屋探しの前にそろえておく書類
  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)を用意する
  • 給与明細(直近の数か月分)を用意する
  • 源泉徴収票か、住民税の課税証明書を用意する
  • 連帯保証人になってくれる人の連絡先を確かめる
  • 勤め先の正式な名前・住所・電話番号を控えておく

課税証明書は、市区町村の窓口などで取ることができます。何の書類が必要かは不動産会社によって違うので、問い合わせの時に聞いておきましょう。

保証会社ってどんなもの?

最近は、連帯保証人の代わりに、または連帯保証人と一緒に、保証会社の利用を求める物件が増えています。保証会社は、家賃が払えなかった時に、いったん代わりに大家さんへ払ってくれる会社です。

保証会社を使う時は、その会社の審査もあります。『保証人を頼める人がいない』という方でも、保証会社を使える物件なら申し込める場合があるので、不動産会社に相談してみてください。

審査で気をつけたいこと

審査では、勤め先に電話がかかってくることもあります。勤め先の電話番号を書く時は、アルバイト先の店舗か会社の番号を正しく書いておきましょう。

例えば、不動産会社の人とはこんなやりとりになることがあります。

「お勤め先はどちらですか?」

「○○店でアルバイトをしています。週5日勤務で、2年続けています」

働いている期間や週の日数を伝えると、続けて働いていることが伝わりやすくなります。

よくある失敗

審査に通りたくて、収入や勤め先を実際とちがう内容で書いてしまう人がいます。あとで分かると契約できなくなることもあるので、申込書には正直に書きましょう。

生活費は月の家計表で考える

家賃は「残りのお金」から逆算して決める

先に家賃を決めてしまうと、生活費が足りなくなりがちです。手取りから、食費や光熱費、年金・保険など毎月かかるお金を引いて、払える家賃を決めましょう。

『一人暮らしって、月にいくらかかるの?』と気になりますよね。かかるお金は、住む地域や暮らし方で大きく変わります。

そこで、ここでは例の数字で月の家計表を作ってみます。時給1,200円で月に140時間働く場合(例)、額面の月収は16万8千円です。

項目例の金額(月)メモ
手取りの収入15万円(例)給与から税金などを引いた額
家賃・管理費5万円(例)地域や部屋の広さで大きく変わる
食費3万円(例)自炊を増やすと減らしやすい
電気・ガス・水道1万円(例)季節で上下する
スマートフォン・ネット7千円(例)プランの見直しで変わる
国民年金保険料17,920円令和8年度の月額(日本年金機構)
国民健康保険料市区町村で確認前年の所得などで決まる
日用品・交通費・その他1万5千円(例)消耗品、交際費など
貯金残りの額少しでも毎月残す

国民年金保険料の17,920円は、令和8年度の実際の月額です(日本年金機構)。勤め先の厚生年金・健康保険に入っている人は、給与から保険料が引かれるので、この2つの行は自分で払う必要がありません。

フリーターの一人暮らしの月の家計表の項目の図解

自分の家計表を作ってみましょう

例の数字はあくまで計算のための架空の数字です。自分の家計表は、次の手順で作ってみてください。

自分の月の家計表を作る手順
  1. 給与明細から、毎月の手取りを確かめる
  2. 年金・保険・スマートフォンなど、毎月決まって出ていくお金を書き出す
  3. 食費・光熱費・日用品の目安を決める
  4. 貯金にまわす額を先に決める
  5. 手取りから2〜4を引いた残りを、払える家賃の上限にする

家賃の上限が決まると、部屋探しの時に『この部屋は予算オーバー』とすぐ判断できるようになります。

生活費を見直す時の順番

家計表を作ってみて『貯金が残らない』と分かったら、見直しやすいところから手をつけましょう。変えやすさで並べると、次のようになります。

見直す順番項目見直し方の例
1スマートフォン・ネット使っている量に合ったプランに変える
2食費自炊の日を週に何日か決める、まとめて作る
3日用品・その他買う前に1日おいて、本当に必要か考える
4電気・ガス・水道使っていない家電のコンセントを抜く
5家賃更新や引っ越しの時に、家賃の低い部屋を考える

家賃は一度決めると簡単には変えられないので、だからこそ部屋を決める前の家計表が大事なんです。

シフトが減った月の備え

フリーターの収入は、シフトの数で月ごとに変わりますよね。少ない月でも家賃を払えるように、収入が一番少なかった月で家計表を作っておくと安心です。

『今月はシフトが少なくて足りない』とならないよう、生活費の1〜2か月分くらいを貯金として持っておくのがおすすめです。

初期費用と引っ越しまでの段取り

引っ越しには家賃とは別にまとまったお金がかかる

部屋を借りる時は、毎月の家賃とは別に、契約の時に払う初期費用と、家具・家電をそろえる費用がかかります。見積もりを取って、先に貯めておきましょう。

『家賃が払えれば引っ越せる』と思いがちですが、実は契約の時にまとまったお金が必要なんです。主な初期費用の項目を挙げておきます。

項目中身確かめたいこと
敷金部屋を借りる時に預けるお金退去の時に戻る分があるか
礼金大家さんに払うお礼のお金礼金のない物件もある
仲介手数料不動産会社に払う手数料見積もりに入っているか
前家賃入居する月や翌月の家賃日割りになるか
保証会社の利用料保証会社に払うお金初回と毎年の更新の有無
火災保険料入居中の火災などに備える保険加入が条件になっているか
引っ越し・家具・家電運ぶ費用と、新しく買う物実家から持っていける物はないか

項目や金額は物件によって違うので、気になる部屋が見つかったら見積もりを出してもらってください。

初期費用を貯める計画

初期費用と家具・家電の費用の合計が分かったら、何か月で貯めるかを決めましょう。例えば、引っ越しにかかる費用が全部で30万円の場合(例)なら、こんな計画が立てられます。

毎月の貯金の額貯まるまでの期間
月3万円の場合(例)10か月
月5万円の場合(例)6か月
月6万円の場合(例)5か月

実家に住んでいる間に貯めておくと、引っ越しのあとも気持ちに余裕を持って暮らせます。

引っ越しまでの流れ

一人暮らしを決めてから引っ越しまでの流れを、先に見ておきましょう。

一人暮らしを始めるまでの流れ
  1. 月の家計表を作り、払える家賃の上限を決める
  2. 初期費用と家具・家電の費用を見積もり、貯める
  3. 必要な書類をそろえる
  4. 不動産会社で部屋を探し、内見する
  5. 入居の申し込みをして、審査を受ける
  6. 契約をして、引っ越しと住所の手続きをする

引っ越したら、市区町村で住民票を移す手続きをします。住所が変わると、国民年金や国民健康保険の手続きにも関わってくるので、忘れずに済ませておきましょう。

引っ越しの前後に済ませておくこと
  • 前の住所の市区町村で転出の届けを出す
  • 新しい住所の市区町村で転入の届けを出す
  • アルバイト先に新しい住所を伝える
  • 電気・ガス・水道・ネットの使い始めの申し込みをする
  • 郵便物の転送を申し込む

アルバイト先に住所を伝えておかないと、年末にもらう源泉徴収票が前の住所に届いてしまうこともあります。引っ越しが決まったら、早めに伝えておきましょう。

一人暮らしで必要になる手続きと、お金の守り方

年金・保険・税金の手続きを自分で進める場面が増える

実家を出ると、年金や健康保険、税金の手続きを自分でする場面が増えます。払うのが難しい時に使える制度もあるので、知っておくと安心です。

『一人暮らしを始めたら、どんな手続きがあるの?』と思いますよね。主なものを表にまとめました。

手続き関係する人窓口
国民年金の保険料20歳以上で、勤め先の厚生年金に入っていない人市区町村、年金事務所
国民健康保険勤め先の健康保険に入らず、親の扶養からも外れる人市区町村
住民税前の年に所得があった人市区町村
確定申告掛け持ちで一定の条件に当てはまる人など税務署

保険料を払うのが難しい時

国民年金の保険料は、本人・世帯主・配偶者の前年の所得が一定額以下の場合や失業した場合、申請すると免除(全額・4分の3・半額・4分の1)を受けられます。20歳以上50歳未満の人は、本人と配偶者の所得で判断する納付猶予制度もあります(日本年金機構)。

免除や猶予を受けた期間の保険料は、10年以内なら後から納めることができます。払えないまま放っておかず、まずは市区町村か年金事務所に相談してみてください。

詳しくはフリーターの国民年金で、手続きの流れと合わせて紹介しています。健康保険のことはフリーターの健康保険と社会保険、税金のことはフリーターの税金を見てみてください。

補足

親の健康保険の扶養に入っていた人は、一人暮らしを始めても、収入などの条件を満たしていれば扶養に入ったままでいられる場合があります。親の勤め先の担当者に確かめてみてください。

収入を安定させたい時は

一人暮らしを続けていく中で、『もっと収入を安定させたい』と思うこともありますよね。シフトを増やす、時給の高い仕事に移るほか、正社員を目指すのも一つの方法です。

正社員になると、月給制で収入が安定しやすく、勤め先の厚生年金と健康保険に入ります。寮や社宅、住宅手当のある会社を選べば、住まいの費用を抑えられることもあります。

例えば、第二新卒エージェントneoは、20代に特化した就職・転職のサポートで、フリーターや高卒・既卒の人も対象です。未経験OKの正社員求人の紹介や書類の添削を受けられるので、対象かどうか公式サイトで確かめてみてください。

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フリーターの一人暮らしでよくある相談

「審査」「お金の余裕」「家族の反対」の相談が多い

フリーターの一人暮らしについては、審査に通るか、お金に余裕はあるか、家族に反対された時どうするか、といった相談がよく寄せられます。

フリーターは審査に通りづらいと聞きました

フリーターでの一人暮らしは審査が通りづらいと聞いて不安、という相談です。たしかに、正社員より確かめられることが多い場合はあります。

ただ、収入の書類をそろえ、保証会社を使える物件を選び、勤め先を正直に書けば、通る部屋は見つかります。1件で通らなくても、家賃を少し下げた別の部屋で申し込み直すこともできますよ。

一人暮らしをすると言ったら、親に反対されました

18歳でフリーターのまま一人暮らしをすると伝えたら、強く反対された、という相談です。家族が心配するのは、お金のことが分からないからという場合も多いんです。

そんな時は、この記事の家計表を自分の数字で作って、見せながら話してみてください。「毎月これだけ入って、これだけ出て、これだけ残る」と分かると、家族も安心しやすくなります。

連帯保証人を頼む時にも、この家計表があると話が進めやすいです。

食費や生活費はどれくらいが普通ですか?

一人暮らしの食費が月に4〜5万円かかっているけれど、普通なのか、という相談です。食費は住む地域や自炊の回数で大きく変わるので、「これが普通」とは言いにくいところです。

大事なのは、ほかの人と比べることより、自分の家計表の中で無理がないかです。食費が多くて貯金ができない月が続くなら、自炊の回数を増やすなど、変えやすいところから見直してみてください。

東京など家賃の高い地域でも暮らせますか?

都会で一人暮らしをしたいけれど、バイトの収入でやっていけるか、という相談です。家賃の高い地域ほど、家計表の家賃の行が大きくなります。

『どうしても住みたい場所がある』時は、駅から少し離れる、部屋の広さを抑えるなど、家賃を下げる工夫を考えてみましょう。家計表で残りのお金がマイナスにならないかを、引っ越しの前に確かめておくのが大切です。

バイトは掛け持ちと1つ、どちらがいい?

一人暮らしの収入のために、バイトを掛け持ちするか1つにするか迷う、という相談です。どちらにも良いところがあります。

1つのバイトで長い時間働くと、職場の社会保険に入れる条件を満たしやすくなります。掛け持ちは、片方のシフトが減っても収入がゼロになりにくい点が助かります。

掛け持ちの場合は、2か所目の給与の収入などが20万円を超えると確定申告が必要になることがあります(国税庁)。注意点はフリーターのバイト掛け持ちで紹介しています。

よくある質問

フリーターでも一人暮らしの部屋を借りられますか?

借りられます。給与明細などの収入の書類をそろえ、保証会社を使える物件を選び、勤め先や収入を正直に書いて申し込みましょう。

フリーターの一人暮らしで、家賃はいくらまでにすればいいですか?

手取りから、食費・光熱費・年金・保険・貯金など毎月かかるお金を引いた残りが、払える家賃の上限です。収入が一番少ない月で計算しておくと安心です。

一人暮らしを始めたら、国民年金はどうなりますか?

20歳以上で勤め先の厚生年金に入っていない人は、自分で国民年金の保険料を納めます。令和8年度は月額17,920円です。払うのが難しい時は、免除や納付猶予を申請できます。

保証人がいなくても一人暮らしはできますか?

保証会社の利用で申し込める物件もあります。保証会社にも審査があるので、収入の書類をそろえたうえで、不動産会社に相談してみてください。

入居審査に必要な書類は何ですか?

本人確認書類、給与明細、源泉徴収票か課税証明書などを求められることが多いです。必要な書類は不動産会社によって違うので、問い合わせの時に確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • フリーターでも一人暮らしはできる。収入に合った家賃と、初期費用の準備が大事
  • 入居審査では、収入・勤め先・保証人や保証会社が見られる
  • 本人確認書類・給与明細・源泉徴収票などを先にそろえておく
  • 家賃は手取りから毎月かかるお金を引いた残りで決める
  • 引っ越したら住民票を移し、年金・保険・税金の手続きを確かめる
  • 保険料が払えない時は、免除や納付猶予を相談する

まずは給与明細を見ながら、自分の数字で月の家計表を作ってみてください。払える家賃が分かれば、部屋探しの一歩目が踏み出せます。

フリーターガイド

フリーターガイド 編集部

フリーターの意味や働き方、正社員への就職・就活の進め方、年齢や学歴ごとの動き方、年収・一人暮らし・年金や保険まで、フリーターとして働く人とこれからを考える人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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