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フリーターが取っておきたい資格|就職に役立つ選び方

フリーターが就職に役立つ資格を目指す仕事から選ぶ方法を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が厚生労働省・総務省などの公的機関の公開情報と各社の公式情報、読者の声を調べて独自に執筆しています。制度や求人の条件は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。当サイトの一部の記事には就職支援サービスへのリンク(広告)を含みます。

『正社員を目指すなら、まず何か資格を取ったほうがいいのかな』と考えているフリーターの方は多いですよね。資格の本が並ぶ棚の前で、どれを選べばいいか迷った経験もあるかもしれません。

結論から言うと、フリーターの資格は「目指す仕事で何に使うか」から選ぶと、時間とお金をむだにしにくくなります。

この記事を読めば、自分に合う資格の選び方と、資格がなくても就職を進める方法が分かります。

目次

フリーターに資格は必要?先に答えると「仕事による」

先に結論

資格がないと応募できない仕事もあれば、資格より人柄や経験を見る仕事もあります。なので「資格を取ってから就活」と決めつけず、目指す仕事に必要かどうかを先に調べるのがおすすめです。

『資格がないから就職できない』と思い込んでいる方もいるはずです。実は、未経験から正社員を目指せる求人の多くは、応募の時点で資格を求めていないんです。

一方で、介護や運転の仕事のように、資格や免許があると任される仕事が増える職種もあります。

仕事のタイプ資格の扱われ方先にやると良いこと
資格がないとできない仕事応募の条件になる資格の取り方と期間を調べる
資格があると任される範囲が広がる仕事入社後に取る人も多い入社後に取れるか求人票で見る
資格より人柄や経験を見る仕事評価の一部にとどまる自己PRと志望動機を整える

自分が目指す仕事がどれに当たるか、まずはここから考えてみてください。なれる仕事の幅はフリーターからなれる職業でも紹介しています。

資格は3種類に分けて考えると選びやすい

「条件」「道具」「証明」のどれかで考える

資格は、①応募の条件になるもの、②仕事で道具として使うもの、③やる気の証明になるもの、の3つに分けられます。同じ資格でも、目指す仕事によって役割が変わるのがポイントです。

資格の名前だけを見ていると、どれも役に立ちそうに見えますよね。そこで、資格を「何のために取るのか」で3つに分けてみます。

1. 応募の条件になる資格

求人票の応募資格の欄に、はっきり書かれているタイプです。例えば、運転の仕事なら普通自動車免許が条件になることがよくあります。

このタイプは、持っていないと応募そのものができません。目指す仕事が決まっているなら、最優先で調べておきたい資格です。

2. 仕事で道具として使う資格

持っていると、入社してすぐに任される作業が増えるタイプです。事務の仕事でのパソコンの資格や、倉庫でのフォークリフトの資格などがこれに当たります。

ただ、会社によっては入社後に取らせてくれるところもあります。求人票に「資格取得支援あり」と書いてあれば、先に取らなくても間に合うことも。

3. やる気の証明になる資格

仕事で直接は使わないけれど、「この分野を学んでいます」と伝えられるタイプです。例えば、IT業界を目指す人が基礎的な試験に合格しておく、といった使い方です。

このタイプは、取った理由を面接で話せるかどうかが大事なところです。『なんとなく取った』だと、評価につながりにくくなります。

補足

資格の試験日・受験料・合格基準は、資格ごとに実施団体の公式サイトで確かめてみてください。この記事では金額や合格率は扱いません。

目指す職種別に見る、資格の役割の対応表

職種を決めてから表を見る

同じ資格でも、目指す職種によって「条件」にも「道具」にもなります。まず目指す職種の行を探して、そこに出てくる資格から調べ始めてみてください。

『結局、自分の場合はどれを取ればいいの?』という声が聞こえてきそうですよね。下の表は、フリーターから目指す人が多い職種ごとに、資格の役割をまとめたものです。

目指す職種応募の条件になりやすい仕事で使うやる気の証明になる
介護職職場や仕事内容による介護職員初任者研修など介護の入門的な研修
ドライバー普通自動車免許など仕事に合う種類の運転免許安全運転の講習
工場・倉庫少ないフォークリフトの資格など安全衛生の講習
事務職少ないパソコンの資格(MOSなど)簿記の基礎
ITエンジニア少ない仕事で使う言語の知識ITパスポートなど基礎の試験
営業職普通自動車免許の場合あり普通自動車免許業界の基礎知識の検定
販売・接客少ない業界の専門知識接客や販売の検定

表の資格名は例です。条件になるかどうかは求人ごとに違うので、気になる求人の応募資格の欄を数件見比べてみてください。

資格を応募の条件・仕事で使う道具・やる気の証明の3種類に分け、職種ごとの役割をまとめた図解

介護やITを目指す場合

介護職は、資格を持っていなくても始められる職場がある一方で、研修を受けると任される仕事が広がります。詳しい流れはフリーターから介護職の正社員にで紹介しています。

ITエンジニアは、資格よりも「自分で勉強して何かを作った経験」を見られることが多い職種です。進め方は未経験からITエンジニアを目指すフリーターの進め方でまとめています。

資格を取る前に確かめたい5つのこと

取る前の5分で、遠回りを防げる

資格の勉強は、数か月かかることもあります。始める前に下の5つを確かめておくと、取ったのに使えなかった、という事態を防ぎやすくなります。

『とりあえず人気の資格を取っておけば安心』と思いがちですよね。ただ、目指す仕事と合っていないと、時間をかけた分だけ就活の開始が遅れてしまうこともあります。

資格を取る前のチェックリスト
  • 目指す職種の求人を5件以上見て、応募資格の欄を確認する
  • その資格が「条件・道具・証明」のどれに当たるか書き出す
  • 入社後に会社の支援で取れる資格かどうかを確認する
  • 勉強にかかる期間と、就活を始める時期を決める
  • 費用を自分で出すか、公的な訓練を使うかを決める

「資格を取ってから就活」より「同時に進める」

例えば、事務職を目指してパソコンの資格を勉強するなら、勉強と並行して求人を見たり、応募書類を作ったりするのがおすすめです。

面接では「今、この資格の勉強をしています」と伝えることもできます。合格前でも、勉強している事実そのものがやる気の証明になるんです。

バイトと両立する1週間の進め方

『シフトがあるから、勉強の時間なんて取れない』と感じる方もいますよね。そんな時は、1週間の中で役割を決めてしまうと続けやすくなります。

下の表は、週4〜5日バイトをしている人を想定した計画の例です。曜日や時間は自分のシフトに合わせて入れ替えてみてください。

曜日の例やること時間の目安
バイトのある日通勤や休憩中にアプリや問題集を少し進めるすき間時間
休みの日の午前まとまった勉強をする2〜3時間
休みの日の午後求人を見て、気になる会社をメモする1時間
週に1回応募書類を1社分書く、または見直す1時間
週の終わり進み具合を振り返り、翌週の予定を決める15分

ポイントは、勉強だけの週を作らないことです。求人を見る時間を毎週入れておくと、「資格を取ったけど、どこに応募するか決まっていない」という状態を防げます。

資格の勉強が続かない時は

勉強が止まってしまうことは、誰にでもあることです。ただ、2週間以上手がつかない時は、その資格が今の自分に合っていないサインかもしれません。

一度立ち止まって、目指す職種の求人をもう一度見てみてください。資格より先に応募してみる、という切り替えもありなんです。

よくある失敗

資格を取ることがゴールになり、合格した後に何の仕事を探すか決まっていない状態です。資格は就職の道具なので、使う場面を先に決めておきましょう。

費用をおさえて資格を目指すなら職業訓練も選択肢

公的な職業訓練は受講料が原則無料

厚生労働省のハロートレーニング(公的職業訓練)は、受講料が原則無料で、テキスト代は自己負担です。仕事に役立つ知識や資格を学びたいフリーターにとって、選択肢のひとつになります。

『資格の講座は高そうで、手が出しにくい』という方もいますよね。そんな時に知っておきたいのが、国の職業訓練です。

ハロートレーニングには、雇用保険を受給できない人なども対象にした求職者支援訓練があります。一定の要件を満たすと、職業訓練受講給付金として月額10万円などを受けながら学べる制度もあります。

方法費用の考え方向いている人
独学(本・アプリ)教材代のみ自分のペースで進めたい人
民間のスクール・講座講座ごとに違う短期間で集中して学びたい人
公的な職業訓練受講料は原則無料・テキスト代は自己負担学びながら就職まで進めたい人
入社後の資格取得支援会社の制度による先に就職したい人

給付金には本人収入や世帯収入などの要件があります。最新の条件は厚生労働省のハロートレーニングのページで確かめてみてください。使い方はフリーターの職業訓練|ハロートレーニングの使い方で詳しく紹介しています。

フリーターが資格を取るまでの流れを、職種を決める・求人を見る・学び方を選ぶ・応募と並行するの順に並べた図解

資格がなくても就職を進めたい時は

資格選びに迷って就活が止まっているなら、先に誰かに相談するのも一つの方法です。ハローワークや就職エージェントでは、今の経験で応募できる求人を一緒に探せます。

例えば、20代に特化した就職支援の第二新卒エージェントneoは、対象に高卒・既卒・フリーターを含めていて、未経験OKの正社員求人の紹介などを行っています。対象かどうかは公式サイトで確かめてみてください。

PR|第二新卒エージェントneo

フリーターからの正社員就職を相談する

20代の第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターを対象にした就職・転職のサポートです。キャリアアドバイザーとの個別相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までサポートを受けられます。対象や利用条件は公式サイトで確認してください。

20代向け第二新卒エージェントneoに相談する

サービスの内容・対象は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。

フリーターの資格でよくある相談

相談の多くは「どれを取るか」より「取って意味があるか」

フリーターの資格についての相談を見ると、資格名より「取ったら就職できるのか」という不安が中心です。よくある相談を3つ取り上げます。

簿記やFP、MOS、ITパスポートは取っておくべき?

高卒のフリーターから、よく名前を聞く資格は実際どうなのか、という相談はとても多いです。

答えは「目指す仕事による」です。事務職を目指すなら簿記やMOSは道具になりやすく、IT業界ならITパスポートはやる気の証明として使えます。目指す仕事が決まっていないなら、先に仕事を決めるほうが近道です。

資格も社会人経験もない高卒フリーターは、どう就職している?

『資格もないし、バイトしかしてこなかった』という悩みもよく見かけます。

実は、未経験歓迎の求人は資格を求めないものも多いです。バイトで続けてきたことや工夫したことを自己PRにして、応募を始める人も少なくありません。

大学に行くか、フリーターをしながら資格を取るか迷っている

進学か資格かで迷う相談もあります。どちらが正解ということはなく、目指す仕事が大学卒業を条件にしているかどうかで考えるのが一つの目安です。

専門的な学校に通う道もあります。費用や制度はフリーターから専門学校に通う選択で紹介しています。

よくある質問

フリーターが資格なしで正社員になれますか?

未経験歓迎の求人には、応募の時点で資格を求めないものも多くあります。資格の有無より、働く意欲や続けてきた経験を見る会社もあるので、まずは求人の応募資格を確かめてみてください。

フリーターにおすすめの資格はどれですか?

目指す仕事によって変わります。応募の条件になる資格、仕事で使う資格、やる気の証明になる資格のどれが必要かを、求人票を見て判断するのがおすすめです。

資格の勉強と就活は同時にできますか?

できます。勉強中であることを面接で伝えることもできるので、合格を待たずに求人探しを並行するのがおすすめです。

資格を安く取る方法はありますか?

厚生労働省のハロートレーニングは受講料が原則無料で、テキスト代は自己負担です。入社後に会社の支援で資格を取れる求人もあります。

まとめ

この記事の要点
  • フリーターの資格は、目指す仕事で何に使うかから選ぶ
  • 資格は「応募の条件・仕事で使う道具・やる気の証明」の3種類に分けて考える
  • 取る前に求人の応募資格を5件以上見ておく
  • 資格の勉強と就活は並行して進められる
  • 費用をおさえるなら公的な職業訓練や入社後の資格取得支援も選択肢
フリーターガイド

フリーターガイド 編集部

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