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フリーター期間・空白期間の伝え方|面接と書類

フリーター期間や空白期間を面接と書類で伝える方法を紹介する記事のアイキャッチ

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正社員を目指そうと思った時、『フリーター期間や空白期間を聞かれたら、何て答えよう』と気が重くなる方は多いですよね。期間が長いほど、説明するのが怖くなるものです。

結論から言うと、フリーターの空白期間は、隠すより「長さと理由に合った型」で短く伝え、これからの話につなげるのが基本です。

この記事を読めば、自分の状況に合った伝え方と、書類での扱い方が分かります。

目次

面接官はフリーター期間・空白期間の何を気にしている?

先に結論

面接官が気にしているのは、空白があること自体より「その間をどう過ごし、今どう考えているか」です。過去を責めるためではなく、入社後に長く働けるかを確かめるために聞いています。

『空白があるだけで落とされるのでは』と心配になりますよね。実は、空白期間について聞く面接官の多くは、答えの中身より、答え方から今の考えを知ろうとしているんです。

面接官が空白期間の質問で確かめたいことを、下の表にまとめました。

面接官が確かめたいことその背景答えで伝えたいこと
働く生活に戻れるか毎日決まった時間に働けるか今の生活のリズムや続けていること
なぜ今、正社員なのか気が変わってすぐ辞めないか正社員を目指すようになったきっかけ
空白の理由に問題がないか同じことがまた起きないか理由が落ち着いていること
自分のことを説明できるか社会人としての受け答え短く、筋道を立てて話せること

最後の行は意外と大事なところです。空白の理由そのものより、それを落ち着いて説明できるかどうかで印象が変わります。

フリーター期間と、何もしていない期間の違い

『同じ空白でも、バイトをしていた期間と何もしていない期間では違うの?』という疑問もよく聞きます。

アルバイトをしていた期間は、働いていた期間として説明できます。「何をしていたか」を具体的に言いやすいので、空白というより「フリーター期間」として伝えられるんです。

アルバイトもしていない期間は、何をして過ごしたかを自分の言葉で説明する準備が必要になります。どちらの場合も、伝え方の型は同じなので安心してください。

フリーターとニートの違いは、フリーターとニートの違いで定義から紹介しています。

空白の長さと理由別|伝え方の型の表

理由を正直に、ただし短く。最後は「今」と「これから」で締める

空白期間の伝え方は、理由の種類と期間の長さで変わります。ただ、どの型も「理由を短く」「その間にしたこと」「今の目標」の3つで組み立てる点は共通です。

ここがこの記事の中心です。空白の理由を「夢を追っていた」「家庭の事情」「就活がうまくいかなかった」「何となく過ごしていた」の4つに分け、期間の長さとあわせて伝え方の型を表にしました。

理由1年未満の場合1年以上の場合締めの一言の例
夢を追っていた挑戦していたことを短く話す区切りをつけた理由を加える「挑戦で得た粘り強さを仕事に活かしたい」
家庭の事情事情があったことだけ伝え、詳しくは話さない今は落ち着いていることをはっきり伝える「今は仕事に集中できる環境が整っています」
就活がうまくいかなかった続けていたことと振り返りを話す選び方を変えたことを加える「方向を見直し、今は○○の仕事に絞っています」
何となく過ごしていた正直に認め、気づいたことを話す動き始めたきっかけを加える「このままではいけないと考え、動き始めました」
空白期間の理由を夢・家庭の事情・就活の失敗・何となくの4つに分け、期間の長さ別に伝え方の型をまとめた表の図解

夢を追っていた場合

音楽や芝居、スポーツなど、夢に挑戦していた期間は、正直に話して大丈夫です。『夢をあきらめた人と思われそう』と気にする方もいますよね。

ただ、面接官が気にしているのは「また夢に戻って辞めてしまわないか」です。区切りをつけた理由と、挑戦の中で身についたことを話すと安心してもらえます。

例えば、こんな答え方です。

「卒業後の2年間は、音楽の活動をしながらアルバイトをしていました。活動に区切りをつけた今は、練習を続けてきた粘り強さを仕事で活かしたいと考えています」

家庭の事情があった場合

家族の世話や家の事情で働けなかった期間は、事情があったことだけを伝えれば十分です。プライベートなことを詳しく話す必要はありません。

大事なのは、今は落ち着いていて、仕事に集中できると伝えることです。

「家族の事情で、家のことを中心に過ごしていました。今は家族の状況も落ち着き、正社員として働ける環境が整っています」

就活がうまくいかなかった場合

新卒の就活がうまくいかず、そのままフリーターになった方もいるはずです。この場合は、うまくいかなかった事実を隠さず、振り返って何を変えたかを話すのがポイントです。

「新卒の就職活動では、業界を絞りきれずに内定をいただけませんでした。アルバイトを続ける中で、人と接する仕事が自分に合うと分かり、今は接客や販売の仕事に絞って応募しています」

何となく過ごしていた場合

『特に理由がない時は、どうすればいいの?』という方も多いですよね。そう思うのは自然です。理由がない時に、作った理由を話すと、深掘りされた時に答えに詰まってしまいます。

正直に認めたうえで、動き始めたきっかけを話すほうが伝わります。

「正直に言うと、目標が定まらないまま過ごしていた時期がありました。同年代の友人が働く姿を見て、自分も長く続けられる仕事に就きたいと考えるようになりました」

正社員を辞めてフリーターになった場合

一度正社員として働いてから、フリーターになった方もいますよね。この場合、面接官が気にするのは「また辞めないか」です。

前の職場の不満を話すより、辞めた後に仕事の選び方をどう見直したかを話すほうが伝わります。

「前の職場では、自分に合う働き方を考えないまま入社してしまいました。アルバイトをしながら考え直し、今は長く続けられるかどうかを基準に仕事を選んでいます」

よくある失敗

理由をごまかすために、していないことを話してしまうことです。資格の勉強や留学など、事実と違うことを言うと、深掘りされた時に説明がつかなくなります。経歴の詐称と受け取られるおそれもあるので、正直に話しましょう。

履歴書や職務経歴書での空白期間の扱い

空白は欄に書かず、聞かれた時の答えを準備する

履歴書の職歴欄に、空白の期間を説明する行を入れる必要はありません。アルバイトをしていたなら職歴として書き、空白は面接で話せるように準備しておきます。

『履歴書に空白があると、それだけで落とされない?』と不安になりますよね。ただ、年月を見れば空白は分かるので、隠そうとするより、読む人が納得できる形にしておくのが大事なんです。

空白の期間にしていたこと履歴書での扱い職務経歴書での扱い
アルバイトをしていた職歴欄に「入社(アルバイト)」と書く担当した仕事と工夫を書く
資格の勉強をしていた取った資格を資格欄に書く「資格取得の勉強のため就業せず」と添えてもよい
家庭の事情特に書かない書かなくてよい
就活をしていた特に書かない書かなくてよい
特に何もしていない特に書かない書かなくてよい

アルバイト歴の書き方は、フリーターの履歴書の書き方で職歴欄の見本と一緒に紹介しています。

短期のバイトをつなげて空白を減らす

『短期のバイトしかしていない期間は、空白になる?』という疑問もあります。単発や短期のバイトは、職歴欄に全部書く必要はありません。

ただ、ある程度まとまった期間働いていたなら、主なものを書いておくと空白に見えにくくなります。書かなかったものは、面接で聞かれたら「その間は短期のアルバイトをしていました」と話せば十分です。

志望動機で空白をカバーする

空白期間が長い時ほど、志望動機の中身が大切になります。「なぜ今、この会社で働きたいのか」がはっきりしていれば、空白への不安を打ち消せるんです。

志望動機の組み立て方は、フリーターの志望動機の書き方でまとめています。

補足

体調の理由で休んでいた期間がある場合も、病名まで書く必要はありません。「今は働ける状態です」と伝えられれば十分です。つらさが続く時は、医療機関や公的な相談窓口に相談しながら進めてみてください。

面接で空白期間を聞かれた時の答え方

答えは30秒から1分。深掘りには具体例で返す

空白期間の答えは、30秒から1分ほどにまとめると聞きやすくなります。長く話すほど言い訳に聞こえやすいので、型に沿って短く話し、深掘りには具体例で答えましょう。

面接で空白期間を聞かれると、つい説明が長くなってしまいますよね。ただ、長く話すほど、聞く側には言い訳のように聞こえてしまうことも。

答えの組み立ては、次の手順で準備しておくと安心です。

空白期間の答えを準備する手順
  1. 空白の期間と、その間にしていたことを紙に書き出す
  2. 理由を「夢・家庭・就活・何となく」のどれに近いか決める
  3. 表の型に沿って、理由・したこと・今の目標を1文ずつ書く
  4. 声に出して読み、1分に収まるか時間を計る
  5. 「それはなぜですか?」と聞かれた時の答えを1つ準備する

よくある深掘りの質問

最初の答えの後に、続けて質問されることがあります。慌てず答えられるように、よくある深掘りを見ておきましょう。

深掘りの質問聞く側の意図答え方のポイント
その間、働こうとは思わなかったのですか?働く意欲があるか当時の考えを短く認め、今の意欲を話す
なぜ今になって正社員を目指すのですか?本気度きっかけを具体的に話す
その間に何か身についたことはありますか?前向きに振り返れるか小さなことでも1つ具体的に挙げる
また同じようなことになりませんか?定着するか選び方を変えた点や、続けていることを話す

例えば、こんなやりとりになることがあります。

「その間に、何か身についたことはありますか?」

「アルバイトで、決まった時間に毎日出勤するリズムを続けてきました。新しい作業も、先輩に聞きながら早めに覚えるよう心がけていました」

言い方を少し変えるだけで伝わり方が変わる

同じ内容でも、言葉の選び方で受け取られ方は変わります。下の表は、空白期間の説明でよく出てくる言い方と、言い換えの例です。

ついしてしまう言い方言い換えの例
「何もしていませんでした」「目標が定まらず、アルバイトを続けながら考えていました」
「やりたいことがなかったので」「当時は方向を決めきれませんでしたが、今は○○の仕事に絞っています」
「前の職場が合わなくて」「働き方を見直し、長く続けられる仕事を選びたいと考えました」
「就活がうまくいかなくて」「新卒の時の反省をもとに、応募する仕事の選び方を変えました」

どれも事実は変えず、これからの話につながる言い方にしているだけです。うそをつく必要はなく、伝える順番と言葉を整えれば十分なんです。

年齢やフリーター期間が長い時に意識したいこと

フリーター期間が数年続いている場合は、「なぜこの期間だったか」より「この期間で何を続けてきたか」に話の重心を移すのがおすすめです。

同じバイト先で長く働いてきたなら、それは続けられる人だという材料になります。いくつか職場を変えてきたなら、新しい環境に慣れてきた経験として話せます。

面接全体の準備は、フリーターの面接でよく聞かれる質問と答え方で、ほかの定番の質問と合わせて紹介しています。

空白期間をこれ以上のばさないための動き方

今日からできることを1つ始めると、話せることが増える

空白期間の説明に悩むのは、裏返せば「今、何かを始めればいい」ということでもあります。小さな行動でも、面接で話せる材料になります。

『空白をどう説明するか』で悩んでいる間にも、時間は過ぎていきますよね。だからこそ、説明を考えるのと同時に、今日からできることを1つ始めてみてください。

今日から始められること
  • 週に数日でもアルバイトを始める、または続ける
  • 目指す仕事に関係する本を1冊読み始める
  • 求人を見て、気になる会社を3つメモする
  • ハローワークや若者向けの窓口に予約を入れる
  • 毎日決まった時間に起きる生活を続ける

どれか1つでも始めれば、面接で「今はこれをしています」と話せるようになります。始めた時期が最近でも、動いている事実が大切なんです。

空白期間をこれ以上のばさないために今日から始められる行動を並べたチェックリストの図解

最初の1か月の進め方の例

何から始めればいいか迷う時は、1か月の流れを決めてしまうと動きやすくなります。下は一例なので、自分の予定に合わせて入れ替えてみてください。

時期やること
1週目空白期間の書き出しと、伝え方の型に沿った答えの下書き
2週目求人を見て、応募したい会社を3〜5社選ぶ
3週目履歴書を書き、ハローワークなどで相談する
4週目応募を始め、面接の練習をする

空白期間の答えは、1週目に一度作ったら、面接を受けるたびに少しずつ直していけば大丈夫です。

相談できる場所を使う

ひとりで考えていると、どうしても不安が大きくなりますよね。そんな時は、相談できる場所を使ってみてください。

ハローワークや、正社員を目指す若者向けのわかものハローワークでは、職業相談や応募書類・面接の対策を無料で受けられます。働くことに悩みがある15歳から49歳の人は、地域若者サポートステーションも利用できます。違いはわかものハローワーク・ジョブカフェ・サポステの違いで紹介しています。

就職エージェントで、空白期間の伝え方を一緒に考えてもらう方法もあります。例えば第二新卒エージェントneoは、20代に特化した就職支援で、対象に高卒・既卒・フリーターを含めています。対象かどうかは公式サイトで確かめてみてください。

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フリーターから正社員になった人がどんな流れで進めることが多いかは、フリーターから正社員になった人によくある流れで紹介しています。

フリーターの空白期間でよくある相談

気にされやすいのは「ニート歴との違い」と「どこまで許されるか」

空白期間についての相談は、フリーターとニートで見られ方が違うのか、何年までなら大丈夫なのか、の2つが特に多いです。よくある相談に答えます。

同じ空白期間でも、ニートとフリーターでは企業の見方は違う?

この相談はとても多いです。アルバイトをしていた期間は、働いていた期間として具体的に説明できる分、話しやすいのは確かです。

ただ、アルバイトをしていなかった期間でも、今の考えと動き方をはっきり伝えられれば、評価が決まってしまうわけではありません。どちらの場合も、伝え方の準備が大事になります。

過去に数年のニート歴がある時、どう答えると印象がいい?

今はフリーターとして働いているけれど、その前に何もしていない期間があった、という相談もあります。

この場合は、何もしていなかった期間を短く認めたうえで、今のアルバイトで続けていることに話を移すのがおすすめです。「今はこう働いている」という事実が、過去の空白を説明する一番の材料になります。

空白期間は、何年までなら許される?

『何年までなら大丈夫』という決まった線はありません。会社や仕事によって見方が違うからです。

ただ、期間が長いほど準備が必要になるのは確かです。表の型で答えを準備しつつ、未経験歓迎の求人や、若者向けの支援を使える年齢のうちに動き始めると進めやすくなります。

よくある質問

フリーターの空白期間は、面接で正直に話すべきですか?

正直に話すのが基本です。事実と違うことを話すと、深掘りされた時に説明がつかなくなります。理由は短く伝え、今の目標につなげましょう。

履歴書に空白期間の説明を書く必要はありますか?

職歴欄に空白を説明する行を入れる必要はありません。アルバイトをしていた期間は職歴として書き、空白は面接で話せるよう準備しておきましょう。

空白期間に何もしていなかった時は、どう答えればいいですか?

正直に認めたうえで、動き始めたきっかけと今の目標を話すのがおすすめです。今続けていることがあれば、それも添えると伝わりやすくなります。

空白期間の答えは、どのくらいの長さにすればいいですか?

30秒から1分ほどが目安です。理由・その間にしたこと・今の目標を1文ずつ話すと、長くなりすぎずにまとまります。

空白期間が長くても正社員になれますか?

空白期間の長さだけで決まるわけではありません。伝え方を準備し、未経験歓迎の求人や若者向けの支援を使いながら進めてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 面接官が気にしているのは、空白そのものより今の考えと働けるか
  • 伝え方は「理由を短く・その間にしたこと・今の目標」の型で組み立てる
  • 夢・家庭・就活の失敗・何となくの理由別に、期間の長さで言い方を変える
  • 履歴書には空白を書かず、アルバイト歴は職歴として書く
  • 今日から1つ行動を始めると、面接で話せる材料が増える
フリーターガイド

フリーターガイド 編集部

フリーターの意味や働き方、正社員への就職・就活の進め方、年齢や学歴ごとの動き方、年収・一人暮らし・年金や保険まで、フリーターとして働く人とこれからを考える人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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