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26歳になって、『20代のうちに正社員になれるかな』と考える時間が増えた方もいるはずです。周りに転職や結婚の話が出てくると、自分だけ止まっているように感じますよね。
結論から言うと、26歳フリーターの就職は「続ける意思」と「経験を仕事の言葉にすること」の2つで、面接での伝わり方が大きく変わります。
この記事を読めば、26歳で求められやすいことと、準備を進める順番が分かります。
26歳フリーターは、どう見られやすい?
26歳は、新卒の枠からは少し離れ、中途や既卒の枠で見られることが増える年齢です。そのぶん、伸びしろだけでなく「この人は長く働いてくれそうか」を見られやすくなります。
『26歳だと、もう未経験の仕事には応募できないの?』と心配になりますよね。実は、26歳でも未経験歓迎の求人には十分応募できます。
ただ、20代前半とは面接で聞かれることが少し変わるんです。下の表で、26歳の立ち位置を見てみてください。
| 比べること | 20代前半 | 26歳 |
|---|---|---|
| 応募しやすい枠 | 新卒枠(卒業後3年以内)・既卒歓迎 | 既卒歓迎・未経験歓迎・中途の若手枠 |
| よく聞かれること | 何をしたいか | なぜ今か、どのくらい続けたいか |
| 評価されやすいこと | 素直さ、伸びしろ | 続ける意思、バイトで身につけたこと |
| 大卒の場合 | 卒業後3年以内なら新卒枠も | 卒業後4年ほどで、新卒枠の目安を過ぎることが多い |
統計で見る、20代半ばからの差
厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査では、正社員を100とした時の正社員以外の賃金は、20〜24歳で82.2、30〜34歳で72.8でした。年齢が上がるほど、差が広がっていく形です。
26歳はちょうどその間にいます。最新の数字は、厚生労働省のサイトで確かめてみてください。
26歳の就職で求められやすい2つのこと
26歳の採用で見られやすいのは、入社したあと長く働いてくれるかと、これまでの経験を仕事にどう活かせるかの2つです。どちらも、準備すれば言葉にできます。
『自分には特別な経験がない』と思う方も多いですよね。でも、ここで言う経験は、特別なものでなくていいんです。
続ける意思は、理由とセットで伝える
「長く働きたいです」とだけ言っても、なかなか伝わりません。なぜその仕事を続けたいのかを、具体的な理由で話すことが大事です。
| 伝わりにくい言い方 | 伝わりやすい言い方 |
|---|---|
| 長く働きたいです | 同じ店で4年働いてきたので、腰を据えて働く方が自分に合っています |
| 安定したいです | 26歳になり、5年後も続けられる仕事に就きたいと考えました |
| なんでもやります | 接客で人と話す仕事が苦にならないので、営業職を選びました |
例えば、面接でこう聞かれることがあります。
「なぜ今、正社員を目指そうと思ったのですか」
「26歳になって、これから先も長く続けられる仕事に就きたいと考えたからです」
26歳の面接でよくある質問と答え方の例
続ける意思は、ほかの質問の答えにもにじみ出ます。よく聞かれる質問を2つ、答え方の例と一緒に並べてみました。
「これまで正社員にならなかったのはなぜですか」
「やりたいことが決まらず、アルバイトを続けていました。4年働く中で人と話す仕事が合うと分かり、営業を選びました」
「入社したら、どんなふうに働きたいですか」
「まずは仕事を覚えることに集中して、3年後には後輩に教えられるようになりたいです」
どちらも、過去の話は短く、これからの話を長めにするのがコツなんです。
バイトの経験を、仕事の言葉に置き換える
バイトでしてきたことは、言い方を変えるだけで仕事の経験として話せます。下の表で、自分の経験を置き換えてみてください。
| バイトでしてきたこと | 仕事の言葉にすると |
|---|---|
| 新人にレジの使い方を教えた | 後輩の教育を任されていた |
| 品出しの順番を自分で変えた | 作業の手順を見直して、時間を短くした |
| 常連さんの好みを覚えていた | お客様ごとに合わせた対応をしていた |
| 店長がいない時間帯を回した | 時間帯の責任者として、店の運営を任されていた |
| 遅刻や欠勤をしなかった | 決められたシフトを守って、長く勤めてきた |

自己PRに仕上げる方法は、フリーターの自己PRの作り方でくわしく紹介しています。
26歳からの準備は、この順番で
準備は、職種を決めてから話す内容を作り、それから応募する、という順番が進めやすい流れです。順番を逆にすると、応募しても面接で話がまとまりにくくなります。
『とりあえず応募してみよう』と動きたくなる気持ちも分かります。ただ、26歳は面接で「なぜこの職種か」を聞かれやすいので、先に職種を決めておくと話がぶれません。
- バイトで任されたことと、苦手だったことを書き出す
- 書き出した内容から、応募する職種を2〜3つに絞る
- 職種ごとに「選んだ理由」と「続けたい理由」を一言で作る
- 経験を仕事の言葉に置き換えて、履歴書と自己PRを作る
- 求人を探して応募し、面接で聞かれたことをメモする

職種の候補を決める判定表
2で職種を絞る時は、候補ごとに下の質問に答えてみてください。「はい」が多い職種ほど、面接で選んだ理由を話しやすくなります。
| 質問 | はい | いいえ |
|---|---|---|
| バイトで身につけたことが、その仕事で使えそうか | 候補に残す | 使える場面がないか考え直す |
| 働く時間や休みが、自分の暮らしに合っているか | 候補に残す | 求人票で別の働き方がないか見る |
| 5年後もその仕事を続けていそうか | 候補に残す | ほかの候補と比べる |
| 未経験から始めた人がいる職場か | 候補に残す | 研修の有無を確かめる |
『全部「はい」になる職種なんてない』と感じても大丈夫です。「はい」が2つ以上あれば、まずは応募してみる価値があります。
目安は3か月でひと回り
1から5までを、3か月くらいでひと回りするのが目安です。うまくいかなかったら、2の職種選びに戻ってやり直せば大丈夫です。
「資格を取ってから応募しよう」と考えて、勉強だけが長く続いてしまうことがあります。応募したい職種で資格が必須でなければ、勉強と応募を同時に進める方が動きやすくなります。
自分で探すか、ハローワークや就職エージェントを使うか
26歳フリーターの就職では、求人サイト、ハローワーク、就職エージェントのどれも正当な選択肢です。「経験の言葉」を一人で作るのが難しい時は、相談できる相手がいる方法が役立ちます。
『自分で探すべきか、誰かに頼むべきか』で迷いますよね。それぞれの向いている場面を並べてみました。
| 探し方 | 向いている人 |
|---|---|
| 求人サイト | 職種が決まっていて、自分のペースで探したい |
| ハローワーク・わかものハローワーク | 地元で、対面で相談しながら探したい |
| 就職エージェント | 経験の伝え方を一緒に考えてほしい・面接に不安がある |
わかものハローワークは、正社員を目指すおおむね35歳未満の人が対象で、相談や応募書類・面接の対策を無料で受けられます(厚生労働省)。
就職エージェントが役立つ場面
就職エージェントでは、担当者が話を聞いて求人を紹介してくれます。書類の添削や面接の練習、面接日の調整も相談できるので、「経験の言葉」を一緒に作る相手としても使えます。
例えば、第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営する、20代に特化した就職・転職のサポートです。公式サイトでは、対象を「第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーター」としていて、未経験OKの正社員求人の紹介や書類の添削などがあります。
対象かどうかや料金は、第二新卒エージェントneoの公式サイトで確かめてみてください。
PR|第二新卒エージェントneo
フリーターからの正社員就職を相談する
20代の第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターを対象にした就職・転職のサポートです。キャリアアドバイザーとの個別相談、履歴書・職務経歴書の添削、未経験OKの正社員求人の紹介など、内定までサポートを受けられます。対象や利用条件は公式サイトで確認してください。
20代向け第二新卒エージェントneoに相談するサービスの内容・対象は変わることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。
就職エージェントの仕組みは、就職エージェントとは?で紹介しています。ハローワークや求人サイトと並行して使う人も多いです。
26歳フリーターでよくある相談
26歳フリーターからは、今から学校に通うか就職するか、資格を取れば希望の職種に就けるか、夢を続けるか、という声がよく聞かれます。
通信制大学や専門学校に行くか、正社員として働くか
高卒で26歳、学校に通い直すか、先に就職するか迷っているという相談です。『今から学校に行くのはおかしいかな』と気になりますよね。
結論から言うと、どちらも選べる道です。目指す仕事に学歴や資格が必要なら学校、そうでなければ先に就職して働きながら学ぶ道もあります。費用や制度はフリーターから専門学校に通う選択にまとめています。
簿記の資格を取れば、経理の仕事に就ける?
26歳から経理の仕事を目指して、簿記を勉強したいという相談です。資格は、その職種を選んだ理由を伝える材料になります。
ただ、資格だけで決まるとは限らないので、勉強と並行して経理や事務の求人に応募してみてください。資格の選び方はフリーターが取っておきたい資格で紹介しています。
免許があった方がいい求人が多くて迷っています
就活中に「普通免許必須」「あれば尚可」の求人をよく見かけるという相談です。応募したい職種で必須が多いなら、取っておくと選べる求人が増えます。
「尚可」が多いだけなら、就職を先にして、あとから取る方法もあります。
夢を追うか、就職するかで迷っています
音楽などの夢を続けたいけれど、26歳で就職すべきか迷うという相談です。どちらかを捨てる必要はありません。
夢の活動の時間を決めて、残りの時間で働ける仕事を選ぶ人もいます。働き方の考え方は、ずっとフリーターでいるとどうなる?も参考にしてみてください。
国家公務員の一般職(大卒程度試験)には、学歴を問わず生年月日で受けられる区分があります(人事院 2026年度受験案内)。公務員も考えている方は、受験案内で条件を確かめてみてください。
よくある質問
26歳フリーターでも正社員になれますか?
なれます。26歳でも未経験歓迎や既卒歓迎の求人には応募できます。続ける意思とバイトの経験を、具体的な言葉で伝えられるように準備しておきましょう。
フリーター26歳は、面接で何を聞かれますか?
「なぜ今、正社員を目指すのか」「どのくらい続けたいか」「これまで何をしてきたか」をよく聞かれます。理由とセットで、短く答えられるようにしておくと安心です。
26歳から資格を取ってから就職した方がいいですか?
応募したい職種で資格が必須なら先に取る方が近道です。必須でなければ、勉強と応募を同時に進める方が動き出しやすくなります。
26歳で就職が決まったら、年金や保険の手続きはどうなりますか?
正社員になると、勤め先の厚生年金と健康保険に入るのが一般的です。それまで国民年金や国民健康保険に入っていた方は、市区町村の窓口で切り替えの手続きをしておきましょう。
26歳フリーターは、就職エージェントを使ってもいいですか?
使えます。20代を対象にしたサービスもあり、経験の伝え方や面接の練習を相談できます。対象年齢や内容は、各サービスの公式サイトで確かめてみてください。
まとめ
- 26歳は中途や既卒の枠で見られることが増え、続けてくれそうかを見られやすい
- 続ける意思は、理由とセットで伝える
- バイトの経験は、仕事の言葉に置き換えて話す
- 準備は職種、言葉、応募の順番で進める
- 求人サイト、ハローワーク、就職エージェントは組み合わせて使える
まずは、バイトでしてきたことを3つ書き出して、仕事の言葉に置き換えてみてください。前後の年齢の動き方は、25歳フリーターのこれからと27歳フリーターのこれからで、20代全体の流れは20代フリーターの就職で紹介しています。




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